ソラミチシステムがcorte社とChatGPTを活用した
AI薬歴入力作成支援サービス「corte」を共同開発！
株式会社corteは、音声認識AIおよび生成AIを活用して薬局の薬歴作成を支援するクラウドサービス「corte（コルテ）」のプロトタイプを2024年3月1日に発表した。正式リリースは2024年4月15日を予定しており、現在はマイライフ株式会社と業務提携し、「オール薬局」5店舗での実証実験を実施している。
corteは、薬局における薬剤師と患者の会話を音声認識し、広く採用されているSOAP形式で薬歴（薬剤服用歴）を自動作成するサービスだ。薬歴作成にかかる人的リソースを削減できるほか、対応中のメモ書きが不要になり、薬剤師が患者により深く向き合えるようになる。
corteの特長は、患者との会話を録音するだけで薬歴を自動作成できること、SOAP形式での要約に対応していること、全薬歴システムおよびレセコンに対応していること、運用開始後のサポートが充実していること、リーズナブルかつ分かりやすい料金体系であることなど。
正式リリースに向け、現在事前申し込みの受付を行っており、2024年3月末までにお申し込みいただくと、初期費用が大幅カットされるほか、利用料金にも割引価格が適用される。
マイライフ株式会社の糸賀誠代表取締役は、「コルテが不可欠なツールのひとつだと考え実証には大きな期待を持っている」とコメント。同社常務取締役の佐々木拓也氏は、「コルテの普及によって、薬局業務の変革が起こることを期待しております」と述べている。
株式会社corteの升澤裕介代表取締役は、「corteというサービスを全国の薬局に使っていただくことで、薬剤師本来の価値を取り戻す、そのような使命を持って開発を行ってきた」と語り、「corteは確実に日本のヘルスケアを支えるサービスになると確信しました」と展望を示した。