オルトプラスでは、ブロックチェーン推進協会への参加や各種セミナー実施の他、「Hyperledger iroha」をはじめとするブロックチェーン技術の開発コミュニティへの参加など、積極的な情報収集を行うとともに、プラットフォーム基盤の開発に着手してきた。社内外での実証実験今回の実証実験では、同社がブロックチェーン技術を利用して開発したプラットフォーム基盤上で社内仮想通貨JOYの発行を行い、従業員への配布を行うことを通してサービス化に向けた実体的な情報の収集を行う予定となる。JOYはジュース、コーヒー、お菓子などの購買に使える他、決済用端末「JOY Cashier」を実証実験に参加する店舗に配布することにより、飲食店などでもJOYの利用が可能となっている。ゲーム事業において蓄積したノウハウを活用したゲーミフィケーションとからめた社内活性化の仕組みを構築するとともに、従業員の活動に応じて補填される「減価通貨」と類似したトークンを発行し、社内活動にたいしてどのような影響を与えるかのデータを取得する実験も行う予定となる。JOY実験後の展望実証実験は1ヶ月程度を予定しており、その後は実証実験に参加するパートナー募集やサービスローンチに向けたさらなる基盤の強化を行っていく予定となる。