日本発の認識モデルAIとブロックチェーン技術を持つAisiiが電子国家エストニアでICOを実施

エストニアに拠点を構えるAisii OÜ(代表:結束雅雪)は、対話AIとブロックチェーン技術による次世代の対話AI[1]コミュニケーションプラットフォーム構築のためICOを行う事を発表した。
代表の結束氏はこれまで30年以上に亘り自然言語解析技術(NLP)と、高度言語理解技術(NLU)を専門に研究開発してきた株式会社言語理解研究所(ILU)、RPA事業を中心に研究成果の応用・販売を行うIntelligent Machines Amaze You株式会社(IMAY)の代表取締役COOを務め、国内外の大企業に日本トップレベルの言語処理AIの技術とその企画・コンサルティングを提供し、実用的な言語処理システムとして商用化を実現してきた。
また、今回のAisii OÜ創業には、エストニアのブロックチェーンスタートアップ市場をリードするブロックチェーンインキュベータ企業blockhive OÜ (https://blockhive.ee/)の創業メンバーである日下光、長澤草、有村一照も参画する。blockhive OÜは、エストニア政府系機関への暗号通貨、ICOに関するアドバイザーを務めると共に、ブロックチェーン、スマートコントラクト技術を活用した電子ローン型資金調達モデルInitial Loan Procurementの提唱・開発者でもある。
既存の技術に加え、新たに開発中の対話に特化した認識モデルAIシステム[2]とソーシャルキャピタル型情報指標システム[3]とトークン活用システム[4]を備えた「A-CORE」によって、これまでクローズドに企業に提供・実用化してきた対話AI構築のシステムを、ブロックチェーン技術を活用したオープンなプラットフォームとして構築していく。
Aisii OÜが構想する「aisiiプラットフォーム」は、今まで中央集権的に開発していた対話AIを、ブロックチェーン上の独自トークンであるAISトークンおよびブロックチェーン技術を活用することで、世界中のクリエイタや開発者が独自の知識を持つコンテンツとして開発可能になることを目的としている。
また、これによって、プラットフォーム上で独自の対話AIの知識を開発した開発者たちが、知識(=データ)をマネタイズできるようになることを計画している。
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[1] 対話AI、対話型AI、対話ロボット、対話型ロボットと称することがありますが同義としている。
[2] A-COREを構成する認識モデルAIの中核技術「OMOIKANE」は、人の認識・感情・対話の再現を目指すもので、(暗黙知・記憶・経験)×多種多様な人格モデルから認識と思考を導き会話を行う。
[3] オンライン上での信用獲得で上昇する「SOC指標」と信用獲得のコミュニケーションツールである「SOCトークン」から構成される。
[4] Ethereumブロックチェーンの標準規格であるERC20トークンの一つとして発行する。
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<エストニア初の暗号通貨ベンチャーファンドが第一号投資案件として弊社ICOへの投資を決定 >
暗号通貨Ethereumで投資を行うエストニア初のベンチャーファンドであるe-Best Veuturesが第一号投資案件として同社への投資を決定している。e-Best Venturesは、企業や組織の発行する独自のトークンにのみ投資を行うベンチャーファンド。http://e-best.ventures/
※ICOは各国のレギュレーション、ICOに関わる法規制に十分に準拠して行われる必要があり、そのため現在時点では、ICOを実施する場合米国および日本に向けたパブリックICOの実施は予定しておりません。各国の規制当局のガイドラインに従いながら法令遵守で実施に向けて進めてまいります。
