1. TOP>
  2. ブロックチェーン
  3. スペインのサンタンデール銀行、証券取引でのブロックチェーンの可能性を調査

スペインのサンタンデール銀行、証券取引でのブロックチェーンの可能性を調査

  • feedy

スペインのサンタンデール銀行が、ブロックチェーンが証券取引に変革をもたらす可能性を探るために研究チームを立ち上げたことを。11日付けのプレスリリースで発表した。
サンタンデール銀行は、金融分野でのブロックチェーン導入に積極的な銀行である。

コインテレグラフによると、新たに立ち上げた「デジタル投資バンキング」チームは、同銀行のブロックチェーン研究所で現在責任者を務めるジョン・ウィーラン氏が指揮をとり、「債券資本市場やデリバティブ、その他の商品でのトークン化証券の利用について調査する」という。

R3の分散型台帳技術(DLT)プロジェクトは現在窮地に立たされているが、サンタンデール銀行は16年にこのプロジェクトを離脱して以来、ブロックチェーン統合を目指して独自路線を追求してきた。

同銀行の上級副社長であり、サンタンデール・コーポレート&インベストメント・バンキングのグローバル責任者も務めるホセ・M・リナレス氏はプレスリリースの中で、「金融業界に打ち寄せているデジタル化の波は加速している」と述べている。

「当社のクライアントは、ソリューションの向上やコスト削減、新たなカテゴリーの商品やサービスにつながり、資本市場へのアクセスがこれまで以上に効率的になると期待している」

銀行分野におけるブロックチェーンの可能性については業界の一部から懸念が表明されているが、サンタンデール銀行はテクノロジーを活用する姿勢を変えていない。

4月には、リップルと提携してブロックチェーン基盤の送金サービスの試験運用を行っている。また5月中旬には、ブロックチェーンを使った初の株主の議決権投票を成功させている。

免責事項

当サイトに掲載されている情報は、プロジェクトの概要をご理解いただくことを目的として、細心の注意を払って掲載しておりますが、その正確性、完全性、有用性、安全性等について、一切保証するものではありません。

当サイトに掲載されている情報のうち、法令について記載したものがありますが、当サイトは、利用者に対し、法的助言を提供するものではなく、また、弁護士資格を有する者が執筆・監修したものではありません。その正確性、完全性、有用性、安全性等について、一切保証するものではなく、法的事項については、弁護士資格を有する方に御相談ください。

当サイトに掲載されている情報は、いかなる情報も投資活動の勧誘や特定のプロジェクトへの投資の推奨等を目的としたものではありません。

投資等に関する最終ご判断は、読者様ご自身の責任において行われるようお願いいたします。

なお、本情報を参考・利用して行った投資等の一切の取引の結果につきましては、当社では一切責任を負いません。

当サイトに掲載されている情報のうち、過去または現在の事実以外のものについては、執筆時点で入手可能な情報に基づいた当社の判断による将来の見通しであり、様々なリスクや不確定要素を含んでおります。

つきましては、実際に公表される業績等はこれら様々な要因によって変動する可能性があることをご承知おきください。