ブロックショー・アメリカは、いにしえのベネツィアの雰囲気を再現したラスベガスの著名ホテル、ベネチアンとパラッツォが会場となる。会場はカンファレンスのビジュアルコンセプト-かの有名なベネツィアのカーニバル-にぴったりだ、とブロックショーのチームは語る。フィンテック、ブロックチェーン、仮想通貨の各業界から80人を超える国際的スピーカー-が登壇を予定している。その顔ぶれは、セルシウス・ネットワーク創業者であり、複数の企業を立ち上げた起業家で、ベンチャー投資家でもあるアレックス・マシンスキー氏、「テッククランチ」総編集長で、16年に大英帝国五等勲爵子(MBE)を受勲したマイク・ブッチャー氏、ルービニ・グローバル・エコノミクスの共同設立者で元会長であり、大統領経済諮問委員会で国際情勢のシニアエコノミストを務めたこともあるヌリエル・ルービニ博士、リップルのデビッド・シュワルツCTO、グローバル・シチュエーション・ルームCEOで、ホワイトハウス報道部トップを務めた(オバマ政権下)ジョハンナ・マスカ氏ら、錚々たるメンバーだ。イノベーションな新技術を紹介ブロックショー・アメリカ2018は、ブロックチェーンとその関連分野における企業に、最新かつ最高の製品やプレスリリース、プロジェクトを発表できるプラットフォームを提供する。参加企業は投票や選挙、Eコマース、サプライチェーンなど、様々なセクターにおける自社の重要な新技術を紹介する。参加者にとって目玉の1つは、設立後間もない革新的ブロックチェーン企業を対象にしたスタートアップ・コンテスト、ブロックショー・オスカーだろう。これまでのコンテストでは、6社に合計でおよそ9万ドルが授与された。ブロックショー・オスカー優勝企業の中には、3000万ドルのハードキャップを達成した企業もあったといい、これまでの参加企業の調達額は総額5億ドルを超えている。ブロックチェーンの世界を一堂にこれまでのブロックショーカンファレンスは7000を超えるプライベートミーティングの場となり、170を超える参加者が展示を行い、1000を超えるスタートアップが出席した。ブロックショーを採り上げた報道も1000を超えた。このカンファレンスが人々を1つにまとめたことに関して、フォーブス誌の記者、レイチェル・ウォルフソン氏は次のように語っている。「ヨーロッパの仮想通貨カンファレンスには大いに感銘を受けた。このカンファレンスは多くの人を1つにした。サンフランシスコから来た私にとっては、とても新鮮だった。興奮させられた」BTCCの共同設立者で、ビットコイン財団役員のボビー・リー氏は、ブロックショーに参加した過去の経験について、コインテレグラフにこう語ってくれた。「ブロックショー・ヨーロッパを非常に楽しませてもらった。熱心な参加者を見るのは素晴らしかったし、運営側も見事な仕事をした。極めてプロフェッショナルな仕事ぶりで、すべてがスケジュール通りに進められた。カンファレンスは、発信することや、人々を教育し、仮想通貨やブロックチェーンについて知ってもらうことに大きな意味を持つと思う。こういったカンファレンスを通して、次の数十億人をこの世界へ引き込むんだ」100を超える組織と企業-エーチェーン(Achain)、チェンジリー(Changelly)、iExec、アイコニック・ラボ(Iconiq Lab)など-がヨーロッパでのブロックショー・イベントをサポートした。バズフィードは、ブロックショーのCEO、アディ・クレジー氏の次の発言を引用している。「ブロックショーはカンファレンスの世界において、サーカス界におけるシルク・ドゥ・ソレイユのようだ。我々は際立っている。典型的なカンファレンスではない。ブロックショーは基準を撤廃し、堅苦しさを取り除き、コミュニティがくつろぐことができて、みんながネットワーキングをして契約を交わせるくだけた雰囲気を作ることを目指している。我々は『形式張った』という言葉を『くだけた』という言葉で置き換えたい。ブロックショーは、ブロックチェーンビジネスの代表者が効率的に時間を使えるショーだ」ブロックショー・アメリカ2018の登録は、ウェブサイトですでに始まっている。割引価格でチケットを購入できるスペシャルオファーもある。