コインテレグラフによると、新たなサービスでは、ゴッビルが顧客から預かった仮想通貨を法定通貨にかえて請求書の支払いをする。ゴッビルはすでに顧客のカードや銀行口座から自動的に請求書を払うサービスを始めており、これに仮想通貨が加わる形だという。ゴッビルの共同創業者シェンドン・エワンズ氏は、次のように述べた。「未来を先取りして我々が目撃しているのは、あなたが好きだろうがなかろうが、これが我々の日常生活の一部になるということだ」ゴッビルは、オーストラリアの証券投資委員会(ASIC)から金融サービスのライセンスを取得。ゴッビルは3年前に設立されたばかりだが、去年は約1億ドルの請求書を処理するなど10倍の成長が見られたという。一方、コインツリーは、ビットコインの売買を簡単にすることを目的に2013年に設立。現在はイーサリアム(ETH)やリップル(XRP)など40種類の仮想通貨の取引が可能で、アクティブなメンバーは6万人。これまで1億ドルの取引を処理してきたという。アンチマネーロンダリングやテロ組織への資金供与防止対策のためオーストラリア金融取引報告・分析センター(AUSTRAC)に登録済みだ。両社は今後、国外の規制当局からの承認を受けて、海外にもサービスを全面展開することを目指しているという。