Chaintopeは「ブロックチェーン技術を用いた新たな社会モデルやビジネスモデルの実現」を理想として掲げ、2015年よりパブリックなブロックチェーンの研究開発に取り組み、これまでブロックチェーンを構成する各種技術の基礎研究や、様々な用途における他社及び研究機関との概念実証、実証実験などを進めてきた。現時点においてパブリックブロックチェーンはその基礎となる技術構造上、スケーラビリティ、プライバシー、スマートコントラクトの安全性などの面において技術的課題を抱えており、各種用途における実装可能性についてハードルがあると認識されている。Chaintopeは日本国内でも早期からパブリックブロックチェーンの研究開発に注力してきたブロックチェーンテクノロジー企業であり、これらの課題解決に取り組むべく、ブロックチェーンの1次レイヤーの基礎構造の技術研究や、2次レイヤーの技術開発に取り組んでいる。今回の資金調達により、Chaintopeはこれらの開発及びそれらを応用した概念実証の取り組みを加速させていく。ANRIパートナーの鮫島昌弘氏は、「現代のインターネット時代ではプロトコルレイヤー(TCP/IP、HTTP)に対して価値のあるアプリケーションレイヤーをGAFAが占有して富の偏りが発生してます。それに対して、海外ではUSVのJoel Monegro等の著名キャピタリストは、ブロックチェーン時代においてアプリケーションレイヤーではなくプロトコルレイヤーこそが富の源泉(Fat Protocols)になると予想しており、プロトコルレイヤーへの投資・開発が活発化しています。このプロトコルレイヤーの開発を行なう日本で唯一無二の企業であるChaintopeがブロックチェーン時代の幕開けを担うと確信しています。」と述べている。