ブースをまわる中で、記者が注目した3社についてまとめる。
beepnowは、ブロックチェーン技術提供とコンサルティングを展開する子会社 beepnow Systems 株式会社を設立した。ブロックチェーンとAIという2つの技術を駆使する「beepnow人材評価プラットフォーム」は、人々の仕事における信用を目に見える形で導入することに成功した。すでにブロックチェーン技術を利用したアプリを開発した会社なので、サポートも充実したものとなるだろう。基本的に6つのアセットから企業ごとに組み合わせて解決策を提案することで、より安価に高度なサポートが行える仕組みになっている。今後日本での展開を強化する予定だ。
BCCCはブロックチェーン技術の普及啓蒙をおこなうための団体だ。世界的に見るとブロックチェーン技術は様々な分野、産業に適用され始めている。日本も技術開発、実証実験等で世界に後れを取っているわけでは無いのだが、その適用領域は十分に拡大したとは言えない。そこでBCCCは国内で情報交換、共有を行うとともに、資金調達支援を行うことで日本の産業のさらなる発展に拡大しようとしている。
ブースには実際にブロックチェーン技術を利用した支払いができる体験コーナーがあった。QRコードを読み込んで、スマホをふると、独自の貨幣が発行される。それを使うことで、ボールペンやLEDライトなど様々な景品がもらえるようになっていた。支払いを体験できることで、ブロックチェーン技術の用途が実際に体験できた。
iCallはブロックチェーン、ICO、仮想通貨のシステム開発のサポートをする団体である。
Arc,Incはすでに様々なゲームを開発している実績のある会社であり、この度は「ウォレットバトラー」というゲームを発表予定。ブロックチェーンとゲームを組み合わせることで、新たなエンターテインメントを生み出すことを目標としている。
あるトークイベントで「これからブロックチェーンを会社に導入しようと思ってきている方はどれくらいいますか?」という質問を登壇社の方がしたとき、100人ほどの会場の約7割の参加者が挙手した。これはとても印象的で、実際にブロックチェーンという技術に興味を持っている企業が多いことを示している。今回の「日経xTECH EXPO 2018」ではゲーム、医療、セキュリティ、様々な分野でのブロックチェーンの活用方法が紹介された。今後さらなるブロックチェーンの普及と導入が行われるだろう。
インタビュー・執筆
塚田愼一
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