同社グループは、グループのコア事業として位置づけるフィンテック・IoT事業において、金融機関向けのシステム開発や電子的封印技術を活用したIoTデバイス(スマートタクシーメーター)の開発・製品化に取組むととともに、仮想通貨関連事業(マイニング事業)及びブロックチェーン技術を用いたシステムの開発受託事業を行っている。HK社においては、ブロックチェーン技術を用いたスマートコントラクトシステム開発の同社グループ第1号案件として、ブロックチェーンプラットフォームであるNEOをベースとしたNEVULAトークンの開発を受託し、納品完了している。CoinCoin社は、エストニア国内において、仮想通貨関連事業を行うことを目的に設立されており、既に仮想通貨交換業を行うためのライセンス及び電子的に資産を預かることができるライセンスを取得しており、事業開始に向けた準備を行っている。同社グループとして、対象会社を子会社化することにより、エストニア国内において仮想通貨交換業に関連した事業展開を行うことが可能となることから、フィンテック・IoT事業におけるマイニング事業、ブロックチェーン技術を用いたシステム開発事業等の仮想通貨関連事業の事業領域の拡大に繋がり、フィンテック・IoT事業の事業成長及び事業シナジーに資するものと考えており、中長期的なグループの業績拡大及び企業価値向上に繋がると想定されることからCoinCoin社の出資持分を取得することとなった。2019年12月期中を目途に事業展開や投資計画等の方針等を決定し、今後の事業開始を進める予定となる。