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SCCとMJCが提携!「MJC&SCC&SC-JAPANJOINTCONFERENCE2018」レポート

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再生医療という言葉を聞いたことがるだろうか?再生医療とは機能障害、機能不全の臓器等に細胞を用いて、その再生を図るものである。京都大学再生医学研究所の山中伸弥教授がヒトiPS細胞(人工多能性幹細胞)でノーベル生理学・医学賞を受賞したことで話題になった。
再生医療を日本で発展させ、“最先端の再生医療における幹細胞治療により的確な予防、すなわち健康寿命の延長を出来ないか?”というコンセプトのもとICOを行ない、事業展開しているのがSTEM CELL COIN(SCC)だ。そんなSCCとModule Joint Coin(MJC)が、10月28日にユナイテッドシネマ アクアシティお台場で行われた本イベントで、事業提携に関する調印を交わした。MJCは通貨決済モジュールを展開し、より世間一般に仮想通貨を拡めようとしている。そのMJCと仮想通貨決済を医療分野で広めたいSCCの協力内容、そして両者が今後どのようなビジョンを抱いているのかが語られた。

再生医療の未来 STEM CELL COIN(SCC)

最初にSCCの坂本氏が会社の現状についてと、上場決定について報告した。

SCCの概要としては以下4つが挙げられる。
・医療費を暗号通貨で
・バーチャルクリニック・プラットフォーム構想
・AIとブロックチェーン技術を使った画像病理診断システムの導入
・再生医療を必要としている人に届ける

現在、再生医療市場の規模は、2050年には国内市場2.5兆円になると予想され大きな経済効果が期待される。

また、仮想通貨の市場は現在30兆円規模だが、今後2000兆円規模になると見込まれている。日本では増税に伴いキャッシュレス化が進んでおり、欧米も仮想通貨の導入件数が増加している。医療機関で使うためのコイン=実用的なコインを開発中。本日CoinBeneとLATOKENの二箇所の取引所での上場が発表された。今後さらに注目を浴びるコインとなることは間違いないだろう。

既にSCCの決済機能を導入するクリニックは存在し、トークンの開発も完了済している。しかし暗号通貨の決済システムがまだできていない。そこで通過決済モジュールを開発、提供するMojule Joint Coin(MJC)と提携することで、さらなる発展を計画している。

 

仮想通貨決済を世に浸透させる:Mojule Joint Coin(MJC)代表 中山照章氏

MJCの事業目的は仮想通貨決済を広め、消費者の財産を守ること。またそれにより世界経済のより一層の発展と、新規雇用の促進、そしてより安定した経済市場を作り出すことにある。具体的にはプラットフォームを作成し、ショッピングモールの売り手が簡単に仮想通貨決済を導入できるようにする。実際に動画による仮想通貨決済の実演が行われたが、とても簡単に決済することが可能である。アマゾンや楽天でクレジットカード決済を行うのと同じように仮想通貨で決済可能であることが示された。

SCCとの提携については、SCCの多くの取引現場で実用して、仮想通貨を広めて行くという目標がある。すでにビットコイン、イーサリアムを含む5種類の仮想通貨で決済可能である。そして決済の待ち時間を可能な限り短くすることを目指している。S C Cとの提携により、さらに仮想通貨決済が世に浸透し、今後の仮想通貨市場に大きな影響を与えるだろう。

まとめ

SCCによる再生医療とブロックチェーンを組み合わせた医療体系は今後注目を集めることは間違いないだろう。現時点で再生医療を行えるのは五カ国のみで、SCCは再生医療を世界中に広めるために活動している。仮想通貨の開発と提携先クリニックを確保したSCCがこの度仮想通貨決済システムを提供するMJCと提携したことで動きはより加速していくだろう。今後の動向を見守りたい。

インタビュー・執筆
塚田愼一

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