コンセンシスは、イーサリアムプロジェクトの創業メンバーの一人であるジョセフ・ルービン氏が2014年に設立したブロックチェーン技術を使った開発環境を提供する企業で、分散型アプリケーション(DApps)の開発環境や大企業向けのソリューション、ブロックチェーン技術を活用したエコシステムの開発ツールや教育プログラムを提供するブロックチェーンの開発コンサルタント会社でもある。新生銀行グループとコンセンシスは、新生銀行グループの業務・サービスにおいて、コンセンシスが持つ分散型アプリケーションや、お互いのインフラやプロトコルを活用していく。その第一弾として、新生銀行が50%の議決権を有する香港の資産運用サービス専門銀行 Nippon Wealth Limited, a RestrictedLicence Bank において、銀行プラットフォームにおけるブロックチェーン技術を活用した業務・サービスの立ち上げに向けた検討を開始する予定である。新生銀行グループとコンセンシスは、ブロックチェーン技術を基盤とした多様かつ高度な金融サービスの構築を目指し、今回の基本合意に至った。