コインテレグラフによると、カレイドマーケットプレイス(Kaleido Marketplace)と名付けられた同プラットフォームでは、数々の「プラグアンドプレイ」式のフルスタックツールやプロトコルを提供することで、ブロックチェーンプロジェクトの構築に必要な「自前で書くコードを80%削減する」ことができる。同マーケットプレイスの顧客はAWSクラウドとネイティブな統合を行なうことが可能で、さらに「プライバシー確保のためのHDウォレット、組織の身元証明のための識別レジストリ、チェーンリンクをはじめとするスマートコントラクトオラクル向け産業製品、サプライチェーンマネジメント向けのヴァイアント、リアルタイムのリーガルコントラクトを実現するオープンローやClause.io」といったソリューションを迅速に実装することができる。カレイドの既存顧客には主要商品取引・金融ネットワークであるコムゴが含まれているという。コモゴは世界的金融機関や企業で構成されており、シティ、ING、コックサプライ&トレーディング、三菱UFJ銀行、ソシエテジェネラル、クレディアグリコルグループ、BNPパリバ、シェルが含まれる。コムゴのスレイマン・バディCEOも同様に、カレイドのエコシステム上で開発されているプロトロルの中から最適な組み合わせを選択するは容易なので、ソリューションの最適化を行ったり「多数の参加者に対してプロダクションレディの製品を迅速に提供することができる」と強調している。