カーブの仮想通貨ウォレットは、「秘密計算」(秘匿計算)の採用をすると見られる。
従来の暗号化では、暗号化前の元データにいったん戻す必要があるが、秘密計算はデータを常に暗号化したままの状態で処理するという仕組みで、同じサーバー上に秘密鍵を置いておく必要がない。計算処理を行うサーバーやクラウド上からデータ自体が流出・漏洩しても暗号化されたままなので、解析は難しい。
マルチパーティ計算技術は、複数のサーバーが協力して計算処理を行う仕組みで、データを暗号化したままで各サーバーに断片化しつつ分散し、計算処理を行う。
さらにカーブは、従来のコールドウォレットとホットウォレットは、同社クラウドベースのサービスに置き換えられるとしている。
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