コインテレグラフによると、スマートチャレンジは、2018年開始のゲーマー向け動画配信サービス。ゲーム内API、またアマゾン傘下のライブストリーミング「ツイッチ(Twitch)」の拡張機能を介して得たゲームプレイに関する情報を基に課題を出し、これをクリア・正答できるとプレイヤーと視聴者の両者に報酬として独自の「AZA(アザ)クレジット」トークンが支払われる。AZAは、ゲーム内アイテムやポイントなどの特典を購入可能だ。またイオスのブロックチェーン技術を使用し、参加者全員が出題内容やルールを作成・確認できるようにすることで、透明性と公平性を確保したという。ベンチャービートによると、ギャラクシー・デジタルは、イオス上に構築されたサービス・アプリに資金を提供する投資組織ギャラクシー・イオス・VC・ファンドを介してアザラスに投資したそうだ。またアザラスは、ユービーアイソフトのベンチャー支援プログラム「アントレプレナー・ラボ」の協力のもと、ユービーアイソフトの3Dアクションゲーム「レインボーシックス シージ」について視聴者に問題を出し、視聴者が回答するというテストを行ったという。このテストの結果、視聴者数と、ブランドに対する親密さや共感などを示す数値指標(エンゲージメント指標)が同等に増加し、視聴者によるゲームプレイ頻度も増えたと明かした。