・世界の課題
・課題に対してLibraが提供する解決策
についてまとめる。
Libraのミッションは数十億人のエンパワーメントにつながる、シンプルでグローバルな通貨と金融インフラを提供することです。
・数十億人のユーザーが利用できるスケーラビリティをもつ
・堅牢なセキュリティと柔軟性を兼ね備える
・言語はMoveと呼ばれる新言語を使用している
従来のビットコインなどの暗号資産は価格の上下が激しく、決済として使用するには不安があった。その課題を解決し、価格の変動を抑えるためにLibraは中央銀行の発行する複数の通貨や国債に基づきその価格が変動するようになっている。
・LibraブロックチェーンとLibra通貨を管理する組織
・スイスのジュネーブに本拠を置く
・独立、非営利でメンバー制の組織である
冒頭でも触れたが、Libraがここまで注目される理由の一つに参加企業の多さが挙げられる。注目すべきはMasterCard、VISAというカード決済の代表格からPayPal,Uber,eBayなどが参加している点だ。
またcoinbaseが参加していることから、今後はLibraが同社に上場される可能性もある。
Facebook社のLibraは各国の政府に大きなインパクトを与えているようだ。
すでに米国議員がFacebook社の過去の問題を指摘しつつ、Libraの開発中断を要請。
また、フランスの経済・財務省もLibraがテロなどに使用されない保証をFacebook社に求めるとし、今後開催されるG7の場でも議論を行うとしている。
French Minister of Economy to Ask for Guarantees From Facebook In Regards to Its Forthcoming Coin
Chair of House Financial Services Committee Requests Halt on Facebook’s Crypto Project
Libraは世界の様々な課題を解決するために大手Facebook社が発表した仮想通貨(暗号資産)である。大手企業がメンバーとして名を連ねていることから、今後実世界での支払い手段として普及することが見込まれる。
今後もLibraの動向に注目があつまるだろう。
Libra公式サイトはこちらこちら
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