海のゴミが価値になる!海の日よりブロックチェーンを活用した地域通貨「BYTHESEA.coin」プロジェクト始動

2019年7月15日(月)海の日より、株式会社ダースーが運営する〜海辺のライフスタイルメディア〜「BYTHESEA.online」は、ブロックチェーンを活用した地域通貨「BYTHESEA.coin」(通貨単位:BTS)のテストプロジェクトを開始した。「BYTHESEAアンバサダー」に登録して海でゴミ拾いなどをするとBTSがもらえ、獲得したBTSを使って他の「BYTHESEAアンバサダー」が提供するサービスや製品を購入することが可能になる。
昨今、海を取り巻く環境は2つの大きな問題を抱えている。
一つは、海洋プラスチック問題をはじめとする環境問題だ。日常生活のあらゆる場所で利用されている便利なプラスチックだが、不適切な処理によってプラスチックごみが大量に海に流れ出て、海の環境を汚し、海の生き物にも悪影響を及ぼしている。このままだと、2050年には海のプラスチックごみは魚の量を上回ると予測されている。(※1)
そしてもう一つは、海辺の地域経済の問題だ。例えば「BYTHESEA.online」が拠点としている茅ヶ崎市の経済課題は顕著で、隣接する藤沢市や平塚市と比較すると、農業就業人口、漁獲量、商業・観光・工業の事業所数や従業者数において下回っており、経済活性化が深刻な課題となっている。(※2)
「BYTHESEA.online」は、特に湘南エリアの海の近くに住んでいる方や海を愛する方々に楽しんでいただいているオンラインメディアである。海を愛するメディアの役割としてこのような2つの大きな課題を解決するためには、「循環」や「継続」する仕組みづくりが最も重要と考えている。そこで、循環を促す独自のアルゴリズムを開発したトークン設計プラットフォーム「PEACE COIN(ピースコイン)」を活用した地域通貨「BYTHESEA.coin」(https://bythesea.online/bythesea-coin/)のテストプロジェクトを、本日2019年7月15日(月)海の日より開始。「BYTHESEA.coin」の提供を通じて、「海からもらうARIGATO!!!」と「海を愛する人からもらうARIGATO!!!」の循環を活性化するコミュニティを形成し、海洋プラスチックや地域経済の課題解決を目指すと言う。
※1: https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201905/1.html(政府広報オンライン)より
※2: http://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/008/033/2syo.pdf(茅ヶ崎市)より
