ブロックチェーンスタジオHashHub、LightningNetworkを活用したマーケティングの共同実験をマクロミルと開始

株式会社HashHub(本社:東京都文京区、代表取締役:平野淳也、以下HashHub)は、株式会社マクロミル(本社:東京都港区、代表執行役社長 グローバルCEO:スコット・アーンスト、以下マクロミル )と共同でLightning Network※1を利用したアンケート運用の実証実験を開始することを発表した。
本実験は、株式会社マクロミルがデジタルマーケティング分野における知見・サービス拡充を目指す取り組みの一環となる。HashHubでは様々な業界の企業と連携してブロックチェーン技術の産業適用の支援や共同開発を行っており、今回はHashHubと株式会社マクロミルが共同で実施するアンケート調査協力への報酬として、Lightning Networkを用いて即時にビットコインを付与する仕組みについて検証を行う。
HashHubが回答者募集から調査実施まで一貫して行い、株式会社マクロミルがアンケートの調査設計・分析および全体監修を担当。HashHubが公開するアプリ「Lightning Survey(ライトニングサーベイ)」にて回答した調査協力者には、回答直後に、Lightning Networkを内蔵した仮想通貨ウォレットであるPebble Wallet※2を通じてビットコイン※4が付与される。
アンケート調査は、「仮想通貨およびブロックチェーン技術の認知度」を主とした構成のインターネットリサーチ形式で本日より開始。なお、このアンケートは、マクロミルモニタ※3対象にも実施し、マクロミルポイントを付与する通常の手順で実施される。マクロミルモニタおよびHashHubから得られた回答は株式会社マクロミルにて分析し、一般の生活者グループ(マクロミルモニタ)と仮想通貨利用者および興味関心のあるグループ(HashHub回答者)における認知度比較などをレポートにまとめる。この内容は、2019年9月24日(火)に開催予定の公開イベントにて共有すると言う。
【概要】
●実験内容
HashHubと株式会社マクロミルが共同で実施するアンケート調査に回答後、Lightning Networkを用いて即時にビットコインを付与する仕組みの検証
●アンケートについて
1. 調査主体:マクロミル、HashHub
2. 調査開始日:2019年8月1日(木)
3. 回答方法:Lightning Survey(アプリ)にて回答
● 報酬
アンケート回答直後に、Lightning Network内蔵ウォレットのPebble Walletを通じてビットコインを付与
※1 Lightning Network: ビットコインのトランザクションには処理まで数十分を必要とするという従来の問題点をペイメントチャネルの応用でブロックチェーンの外部に送受金者間で支払いの経路を設ける技術。安全性を保ちながら、高速かつ低手数料での決済を実現する技術。従来不可能だった少額(マイクロペイメント)も可能となり新しいマーケットを切り開く可能性のある技術として昨今注目を浴びている。
※2 Pebble Wallet:Lightning Networkを内蔵した仮想通貨のウォレット(財布)で、ユーザーが安全性の高い環境で仮想通貨の管理や保持をできるほか、高速決済が可能。
※3 マクロミルモニタ:マクロミルがインターネット上で募集し、自社管理するマーケティングリサーチ専用パネルの名称。
※4 7月23日 2:32 UTC時点での価格で換算したBitcoinを付与する予定(具体的な金額等の詳細については上記サイトよりご確認いただきたい)
