LasTrust株式会社、あらゆる証明書をデジタル化するブロックチェーン証明書発行プラットフォームの提供開始

LasTrust株式会社(東京都港区神谷町城山トラストタワー4階、以下LasTrust)は2019年8月9日より、ブロックチェーン証明書プラットフォーム「CloudCerts(クラウドサーツ)」の提供を開始。
紙の証明書を暗号化し、ブロックチェーンに記録することで改変できないデジタル証明書を即時発行でき、証明書の信頼性を高めるだけでなく、スマホ管理・表示も可能。
卒業証明書、学位証明書、資格、学生証、学割証など、あらゆる証明書をデジタル化することで、紙の証明書の取り寄せや再発行にかかっていた手間とコストを削減すると言う。
◼︎サービス開始の背景
現在の各種証明書は紙で発行されるため、就職・転職活動等でそれを受け取った企業側は、それが本物か偽造されていないかを判断できず、学校側に確認を取るケースもある。
また、人材が海外に進出した際、現地企業や教育機関から英文の卒業証明書を求められることが多いが、日本から海外へ取り寄せるために膨大な手間と時間を要する。(そのため最近ではデジタル証明書の発行はできないか?と海外からの要望も増加)
これらの本質的な問題は、「その証明書が正しいことを、証明書の発行元に確認しなければならない」という点であり、これは単にPDF等でデジタル化しても解決する問題ではなかった。
しかし、ブロックチェーン技術の登場により、これらの「証明」にイノベーションを起こすことが可能となった。ブロックチェーン技術の特徴は、ブロックに記録されたトランザクションを改ざんできない点にある。この基本的な機能を使うことで、「第三者(上記例では教育機関)の承認なしに、その証明書の内容が正しい」ことを検証・立証可能だと言う。
