DG Labファンドは、高い技術力を有するエンジニアが所属するDG Labとの連携による、インキュベーション機能を包含しており、複数の実績を作ってきていく。例えば、ブロックチェーン金融サービスの開発を目的にDGと投資先のBlockstream社(本社:カナダ、CEO:Adam Back)、出資社の東京短資株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:後 昌司)との合弁で設立した株式会社Crypto Garage(本社:東京都渋谷区、代表取締役:大熊 将人)は、2019年1月に金融分野第1号となる内閣府「規制のサンドボックス制度」の認定を取得した。本サンドボックス制度のもと、円建てトークンを発行し、暗号資産と同時交換する決済サービスの実証実験を、複数の事業パートナーの協力を得て開始している。今後は、さらにビットコインベースのブロックチェーン上で独自暗号通貨を発行できる汎用フレームワーク「DG Lab DVEP (Digital Value Exchange Platform)」™など、DG Labのブロックチェーン分野での開発資産や、AI分野で研究を進める次世代データテクノロジー、スマートシティインキュベーションやバイオヘルス分野にも展開するアクセラレータープログラム「Open Network Lab」等との連携を通じ、出資先の事業育成推進とオープンイノベーションを加速する。
また、北米と日本、アジア、欧州をつなぐグローバルネットワーク(グローバルインキュベーションストリーム)をはじめとする、DGグループが保有する世界中の豊富なディールソースから投資先を選定することが可能な為、グローバルな視点で優良なスタートアップ企業を峻別して投資し、投資リターンの最大化を目指す。これらの優位性を最大限に活かせるよう、数多くの実績・ノウハウを持つ大和証券グループがファンド運営を担っている。DG Lab ファンドは、DGグループが持つ投資ネットワーク・インキュベーション能力と大和証券グループが持つファンド運営ノウハウを併せ持つ新しい仕組みのベンチャー投資ファンドとして、今後も展開を加速させていくと言う。
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