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ヘデラ・ハッシュグラフ分散型台帳のオープンアクセス9月16日に決定

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エンタープライズ分野での利用を想定した公開分散型台帳のヘデラ・ハッシュグラフは本日、メインネットベータ版のオープンアクセスを9月16日に行うと発表した。これにより開発者の方々はヘデラ上で自由に分散型アプリケーション(Dapps)の開発を開始できる。同時にミラーノードソフトウェアの一般公開(オープンソース化)を実施した。

ダラス州テキサス — 2019年8月29日 — エンタープライズ分野での利用を想定した分散型台帳のヘデラ・ハッシュグラフは本日、メインネットベータ版のオープンアクセスを9月16日に行うと発表した。これにより開発者の方々はヘデラ上で自由に分散型アプリケーション(Dapps)の開発を開始できる。

ヘデラは同時にミラーノード(読み込み専用ノード)ソフトウェアのソースコードを一般公開(オープンソース化)した。ヘデラのミラーノードは同意形成に参加しない一方でネットワーク上で行われているすべての取引を参照することができる。ミラーノード所有者はどの情報をどれだけの期間保存するかを自由に決めることが可能だ。

【ヘデラ・ハッシュグラフCEO、マンス・ハーモン氏のコメント】
『ヘデラ・ハッシュグラフ上ではすでに数百もの分散型アプリケーションが開発されています。このエコシステムに世界中の新たな開発者の方々を招待できることを嬉しく思います。オープンアクセスにより、業界で最も非中央集権的な非許可型公開ネットワーク構築に向けて次のステージに移行することができますし、同時にミラーノードソフトウェアのオープンソース化も行いました。』

現時点でヘデラは公開「許可型」のネットワークである。つまり、誰でも自由にアプリケーションの開発ができる一方で許可された組織だけが同意形成に参加をし、ノードとネットワークの運営をすることできる。同意形成に参加をするノードはHBARコインの所有割合により投票権が付与され、その投票により取引が承認されていく。このようにヘデラコインはネットワークのセキュリティを維持する重要な役割を担っている。(詳しく説明するために日本語ミニ動画講座を公開しましたので合わせてご参照いただきたい)。

現在の状態から完全に「非許可型」(誰でも自由にノードを立ち上げ、同意形成に参加ができる状態)に移行するためには慎重なHBARコインの流通戦略が必要である。これによりコインの集中的な保有を妨げ、ネットワークのセキュリティを維持することができる。ヘデラネットワークにおいてのコインの役割や流通戦略の詳細は別途公開されたCoin Economics(英語のみ)ホワイトペーパーをご参照いただきたい。

【ヘデラ・ハッシュグラフ共同創業者及びチーフサイエンティスト、リーモン・ベアド氏のコメント】
『インターネットに信頼を提供する層になるには長期的戦略の着実な実施が必要です。慎重な展開を行うことにより、ヘデラ・ハッシュグラフはたくさんの大企業や開発者から強い支持を得ています。』

ヘデラ・ハッシュグラフはオープンアクセスで3つのサービスを提供。
1)仮想通貨(秒速1万取引に制限)
2)スマートコントラクト(秒速10取引に制限)
3)ファイルサービス(秒速10取引に制限)

スマートコントラクトとファイルサービスの速度は2019年後半にかけて徐々に加速させていく予定。以前発表された4つ目のコンセンサス・サービスは2019年後半にリリースされる予定で仮想通貨と同じパフォーマンスが期待される。

この重要なマイルストーンを記録するために、9月17日(火曜日)日本時間08:00(16日19:00ET)からバーチャルイベントを開催。参加ご希望の方はwww.hedera.comでご登録いただきたい。

ヘデラ・ハッシュグラフ最新のホワイトペーパーのダウンロードはこちらから:
https://prtimes.jp/a/?f=d41573-20190830-3941.pdf

Coin Economicsホワイトペーパーのダウンロードはこちらから:

https://prtimes.jp/a/?f=d41573-20190830-8547.pdf

普及に向けての取り組みを説明した無料ミニ動画講座(日本語)はこちらから:
https://hashgraph.teachable.com/p/openaccess

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専門用語について

分散型台帳とは英語でDistributed Ledger Technology (DLT)の日本語訳。
データ記録を中央で管理するのではなく分散して管理する台帳のこと。一般的には中央サーバーでデータを管理するが、分散型台帳はデータを分散して複数のサーバーで同じ記録を保持することで改ざんやハッキングにの耐性を付与する。

中央集権(Centralized)とは権力が中央に集まっていることを意味し、特定の管理者が全体を支配することのできる環境のこと。

非中央集権(Decentralized)とは権力が分散していて、集合知や多数決などで意思決定される環境のこと。

許可型(Permissioned)とは許可されたノードのみが同意形成に参加ができるネットワークのこと。

非許可型(Permissionless)とは許可されていないノードでも自由に同意形成に参加ができるネットワークのこと。

HBARコインとはヘデラネットワーク上で二つの役割を果たすデジタルコイン。1)分散型アプリケーションを稼働するために必要なアプリの「燃料」、2)ネットワークのセキュリティを維持する「投票権」。燃料がないとアプリが稼働できない。投票権が集中的に保有されてしまうとネットワークのセキュリティーが脅かされる。

ミラーノードとは同意形成に参加しない一方でネットワーク上で行われているすべての取引を参照することができるノード(コンピューター)のこと。ミラーノード所有者はどの情報をどれだけの期間保存するかを自由に決めることができる。誰でも自由にミラーノードを構築することができる。

コンセンサス・アルゴリズムとは中央集権的な管理者が存在しないネットワークにおいても合意形成を可能にするコンピュータープログラム。不正をはたらく意図を持つ参加者がいたとしても複数のコンピューターが同じ情報を矛盾なく保持することができる。ビットコインやイーサリウムが活用するPOW(プルーフ・オブ・ワーク)やPOS(プルーフ・オブ・ステーク)といった種類が存在する。

ハッシュグラフ・コンセンサス・アルゴリズムとはブロックチェーンが応用するPOWとは違う種類のコンセンサス・アルゴリズムである。ブロックチェーンではなく、DAGと呼ばれるデータ構造で非同期ビザンチンフォルトトラレント(aBFT)という業界最高レベルのセキュリティを保ちつつ超高速に同意形成を得ることのできるコンセンサス・アルゴリズムだ。2015年にリーモン・ベアド博士が発明をした技術である。

詳しくは、
ウェブサイト→https://hedera.com
ツイッター→@hashgraph
テレグラム→t.me/hashgraph
ディスコード→https://www.hedera.com/discord
ヘデラ・ハッシュグラフホワイトペーパーはこちらから→https://www.hedera.com/whitepaper

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