BiiLabsがブロックチェーン技術を用いて、CellWineボトルコレクション管理システムの信頼性を確立

本日、Blockchain-as-a-service(BaaS)を提供するBiiLabsは、ワインセラーシェアリングサービスを手がけるCellWineとの新たなコラボレーションを発表。簡単に、あなたのボトルコレクション全てをトラッキング管理し、ベッド下・地下室・食器棚・冷蔵庫・自家用ワインセラーなどに保管する必要が無くなると言う。
ワインセラーシェアリング管理システムにおいて、ブロックチェーン技術を採用する事で、各ボトルの製造年月日・価格・保管場所など、様々なデータを長期間正確にトラッキングする。
CellWineはワインセラーシェアリングというコンセプトをもとに、“CellWine Butler”システムを用いて複数のワインセラーを統合した。これにより、ワインコレクターは簡単にボトルを保管でき、一本からでも月額払いでワインボトルを管理することが可能になる。さらに、アプリを用いればリアルタイムでワインセラーの状況を確認でき、別会社の物流サービスもシームレスに利用することができる。
しかし、このサービスを確実に提供するには、「このワインボトルが、数年前にワイン セラーに入れたものと同じボトルなのか」「保存期間中の貯蔵環境は、適切な温度や湿度に保たれているのか」といったデータの信頼性にかかる課題を解決する必要がある。
近年はデジタル化が進んでいるにもかかわらず、証明や認証には未だ多くのコストや時間がかかっている。さらに、データの送受信が容易になった現在では、エラーや認証プロセスが複雑化するリスクが高まっている。
BiiLabsのCEO 兼 Co-founderであるLman Chu氏は、「これらの課題を解決するために、弊社が開発するブロックチェーンを用いたプロダクト、“Alfred API”が役立ちます。このソフトウェアは、Proof-of-Existence(PoE)というデータの存在証明を行う事ができます。分散型台帳技術を用いて、各ワインボトルに固有のIDを割り振り、貯蔵環境の変化をタイムスタンプと共に記録します。」それら各ワインボトルの固有ID・購入価格・入庫日・温度湿度 といった貯蔵環境の変化のデータは、分散型台帳上に書き込まれ、改ざん不可能な形で半永久的に記録される。
CellWineのCEO 兼 Co-founderであるEric Tang氏は、「このシステムは、CellWineサービスを用いて保管されている全てのワインボトルのデータの信頼性を担保するものです。」指先ひとつで、あなたのボトルコレクションからお気に入りの一本を、確実に家まで届けることが可能。
CellWineはBiiLabsのプロダクトを用いることで、各ボトルの製造年月日・価格・保管場所など、様々なデータを長期間に渡って正確にトラッキングし、サービスへの信頼性を確かなものにしたと言う。
詳しくは、BiiLabs(https://biilabs.io)の公式Webサイトを参照。
