博報堂DYメディアパートナーズ、ブロックチェーン技術を活用した分散評価システム「PlayChain」を開発

株式会社博報堂DYメディアパートナーズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:矢嶋弘毅 以下、博報堂DYメディアパートナーズ)は、dAppsプロダクト開発チーム「PlayAsset」内でDAO(Decentralized Autonomous Organization)と呼ばれる自律分散型の組織運営をおこなうため、ブロックチェーン技術を活用した分散評価システム「PlayChain」を開発し、運用を開始。
DAOの仕組みは、ブロックチェーン技術を活用した新しい組織運営の形で、次世代型組織運営を担っていく構想である。ブロックチェーンには様々な特徴がありますが、その本質は「取引における信用が担保可能」という点にある。
ブロックチェーンはスマートコントラクトという、契約内容を事前に登録しておけば取引を自動的に実行する機能を持っており、この機能により取引は自動かつ確実に実行されることが技術的に担保できる。この技術の登場により、商取引において取引相手を信用するための情報は必要なくなるため、「人」を信用するモデルから、ブロックチェーンという「技術」を信用するモデルに変わることで、信用コストが大幅に削減できるという点が革新的である。
DAOは会社組織の中にある様々な仕事一つ一つを契約化し、スマートコントラクトで自動化していくことで経営者が存在しなくとも自律分散的に運営される組織のことを指す。「PlayChain」はこのDAOの考え方に基づいて運用することを想定しており、タスクをスマートコントラクト化し、トークンを送り合うことでお互いを分散評価し、その評価によって報酬を支払うためのツールとして開発した。「PlayAsset」内で運用を始め、「PlayAsset」が掲げる「ゲームを遊ぶことが価値になる世界、Play to Asset」を実現するためにチームが自律分散的に機能されることを目指す。
博報堂DYメディアパートナーズは、「PlayAsset」の活動を通して、今後もdApps業界の課題を解決するために新規プロダクトを開発し、継続的に改善、強化を行っていくと言う。

