1. TOP>
  2. ブロックチェーン
  3. サムライセキュリティ、富山第一銀行に対し、ブロックチェーンによる電子決済体験サービスの提供開始

サムライセキュリティ、富山第一銀行に対し、ブロックチェーンによる電子決済体験サービスの提供開始

  • feedy

ブロックチェーン技術を使った応援テックソリューションを提供するSAMURAI Security株式会社(本社:東京都中央区 代表取締役:浦田英博)は、2019年11月5日より株式会社富山第一銀行(本店:富山県富山市)に対し、イベントスペースにて期間限定※で実施する電子決済体験サービス「ファーストバンクコイン(FBC)」へのシステム提供を開始した。

同社は、富山第一銀行に対する電子決済体験サービス「ファーストバンクコイン(FBC)」へのシステム提供を通じて協働し、電子決済および電子通貨の普及、ブロックチェーンの研究の領域で、富山県における地域経済の活性化に貢献していくと言う。
※2019年11月5日(火)~2020年1月末頃(予定)

ブロックチェーン技術による電子通貨システムYEL

本提携で提供する電子通貨システムYEL(エール)は、ブロックチェーン技術による決済・送金と、利用者と加盟店が交流するコミュニティ機能を併せ持つ地域で循環型の消費をつくることを意図した電子通貨システムである。

同システムが発行する電子通貨(トークン)は加盟店の商品購入、サービス利用などに利用できる決済機能だけでなく、加盟店のYOSEGAKI掲示板へのギフティング(ギフトスタンプの購入~送付)などに利用できる。また、YELシステムを使って買い物やギフティングした利用者に対して「利用報酬」として規定の電子通貨を還元する機能により、使えば使うほど還元される循環型消費を形成することができるシステムとなっている。

電子通貨システムYELは昨今急速に普及しているQRコード決済、スマートフォン決済の仕組みとは異なり、地域に貢献したい気持ちや頑張っている人や企業を応援したい気持ちを「お金」を通じて実現することを主眼としており、商店街やイベント(祭り)などのコミュニティで利用可能なシステムとなっている。

電子版の地域通貨発行をよりリーズナブルに

電子通貨システムYEL(エール)は地域経済の活性化を目的とした「電子版の地域通貨」を発行・運用したい自治体や団体・企業のためにYell TOYAMAでの経験や利用者からの意見を反映したOEM型電子通貨システムとして2019年11月より販売を開始。

従来の紙幣型の地域通貨では実現できなかった顧客データ連携やWebサイトとの連動によるPRや販促活動と地域通貨のスムーズな連携をよりリーズナブルに実現するITシステムを普及させることで、地域と世界がトークンでつながる世界の実現に向けて活動を推進していく。

11月5日よりコンサルティングサービスを開始

同社は、本日より、ブロックチェーン×地域経済×スポーツ×金融の領域での新規ビジネス創出や新サービスの立ち上げを検討される企業や団体向けに、社内セミナーからハンズオン型の支援まで課題に応じて選択できるコンサルティングサービスを開始する。
https://samurai-sec.jp/consulting

地域通貨の運用、スポーツ領域でのサービス運営などから得られたデータや知見を元に、各分野に専門性を持つコンサルタントがブロックチェーン活用に関する疑問を解消、社会課題の解決に貢献すると言う。