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株式会社TART、株式会社ナンバーナインと連携し、ブロックチェーン技術によってマンガの売上をファンに還元する仕組みの実証実験を開始

  • feedy

株式会社TART(本社:東京都品川区、代表取締役:髙瀬 俊明、以下 TART)は、デジタルコミックエージェンシーの株式会社ナンバーナイン(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:小林 琢磨 / 以下、ナンバーナイン)とブロックチェーン技術を用いて、マンガオーナーの権利を販売。
マンガのファンの方々は、CANDLを通じて権利を購入することで、オリジナルのイラスト画像を取得でき、その画像の所有権を証明できると共に、対象となるマンガの売上の一部が還元される。

■ CANDLについて

TARTが提供するマンガ家応援プラットフォームであり、マンガオーナーの権利を売買することが可能。ファンは出品されている権利を購入することでマンガ家を支援することができる。

近年マンガ業界では、クラウドファンディングによる創作活動の支援や継続支援によるファンコミュニティ形成が活発になってきている。それに伴い、漫画家とファンが、作品の提供者と読者という枠を超えて、ファンがマンガ家を支援していく形に変わりつつある。

このような背景の中で、ブロックチェーン技術を専門として事業を行ってきたTARTが、権利の流動性を生み出すことが出来るブロックチェーン技術を使うことで、今まで商品になっていなかった「権利」を販売可能にする。
結果的に、マンガ家は権利の販売益を得ることができ、ファンは直接的な支援が可能になると言う。

なお、CANDLの事業はJ-LODコンテンツグローバル需要創出等促進事業費補助金( https://j-lod.jp/subsidy3/20190711a/ )に採択されている。

■ マンガオーナーについて

CANDLで販売している「マンガオーナーの権利」を購入すると以下のような特典がある。

  1. 限定のデジタルイラストがもらえる
  2. イラストのデジタル所有権がもらえる
  3. マンガの売上の一部がもらえる

この権利はブロックチェーンの仕組みを利用しているために、権利購入後に売却することも可能。

■ TARTのブロックチェーン事業について

TARTは、ブロックチェーンの教育事業において、ブロックチェーンを学ぶことができるカリキュラムの制作や講師の派遣を行い、学習プログラムを提供してきた。

すでに国内のエンジニア・非エンジニアだけではなく、中高生、大学生、海外のエンジニアに対しても教育活動を行なってきた。

また、企業の課題解決のためにブロックチェーン技術を活用したサービス構築のサポートも行ってきた。
今後、ブロックチェーン技術の魅力を広めるために継続的に教育活動に従事するとともに、自社サービスの開発も進めていくと言う。

■ ナンバーナインとの取り組みについて

創業以来「漫画を作る、届ける、読む、支える」を、時代に合わせてアップデートし続けてきたナンバーナインがマンガ作品の提供を行い、ブロックチェーン専門家のTARTが販売される権利の管理を行うことで、マンガ家とファンの関係を再定義し新たなファンエコノミーの構築を目指していくと言う。