*2 決済手段として利用しやすいよう、安定した価値を持つよう設計されているブロックチェーン上の資金決済手段
図1: 三菱UFJ信託銀行が提供する「Progmat」のグランドデザイン
3. 本実証実験について
本サービスの開発にあたり、社債をユースケースとする以下の技術検証を、2019年7月~10月にわたって実施した。
▼内容
① 複数ブロックチェーン基盤の比較検証
② 発行、売買(権利移転)、利払・償還等の業務フローを踏まえたプロトタイプの開発
③ Smart Contractに基づく、仮想のProgrammable Moneyを用いた証券・資金の即時決済、および利払・償還の一元自動処理を実施するプロトタイプの開発
4. ST研究コンソーシアム(SRC)について
三菱UFJ信託銀行は本サービスの迅速な社会実装を目指し、「資金調達・投資検討」「アレンジ・媒介検討」「技術協力・決済検討」の各立場で知見を共有しながら検討するため、協力企業全21社、「ST 研究コンソーシアム」(SRC)を設立した。
「コンソーシアム事務局」は、本サービスの提供者となる三菱UFJ信託銀行が、三菱 UFJ モルガン・スタンレー証券および三菱 UFJ 銀行の 2 社と連携して運営。三菱 UFJ モルガン・スタンレー証券は法人向けを中心とした媒介者としてネットワークへの参画を、三菱 UFJ 銀行は本サービスを活用した将来的な商品組成検討を中心に担い、本サービス開発に必要な知見を提供する。
LayerXはブロックチェーンの先進的な技術者集団として、テクニカルパートナーとして本コンソーシアムに参画する。
今後もLayerXはMUFGと連携し、本サービスの提供に向けた実証実験及び研究開発を推進する共に、ST研究コンソーシアムの運営を含め様々な分野で連携し、より効率的な社会の実現にむけて協働していくと言う。
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