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MakerDAOはおよそ2750万ドル相当のMKRトークンを売却:アジア市場への拡大を目指す

  • feedy

MakerFoundationはDragonfly社とParadigm社に2750万ドル(約30億円)のMKRトークン(MakerDAOのガバナンストークン)を売却したと発表した。ステーブルコインの活用が進んでいるアジア市場へ事業を拡大していくと言う。

Dragonfly社とParadigm社の2社はMKRトークンの5.5%を購入し、今後はアジア市場への参入をサポートする。

MKRトークンはMakerDAOのガバナンストークンであり、MKR保有者は投票券を獲得し、意思決定のプロセスに参加することが可能になる。
2018年9月には1500万ドルで約6%のMKRトークンをAndreessen Horowitzに売却している。
今回の2社を加えて、11.5%の意思決定権が譲渡されたことになる。

現状ステーブルコイン市場はTether社のUSDTが独占しており、大部分はアジアからの投資で成り立っている。
MakerはTether社が作り上げたインフラをDAIにも活用できると考えていると言う。

また、Makerはアジアで有力な仮想通貨取引所OKExとの提携を開始している。ユーザーはOKExのポートフォリオにDAIを預けることで、金利報酬を受取ることが可能だ。また、OKExにはガバナンストークンであるMKRも上場している。

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