併せて、マネーフォワードが提供する自動家計簿・資産管理サービス『マネーフォワード』において、bitFlyerとの連携を完了し、国内のPFM(Personal Financial Management)サービス提供者として初めてビットコインに対応したと発表した。
■本業務提携の背景
ビットコインとは、インターネット上で流通している「仮想通貨」や「暗号通貨」のひとつであり、パソコンやスマートフォン上にて決済し、売買が行える仕組み。
インターネットに接続されていれば、24時間365日、個人間で直接送金を行うことができ、手数料が無料もしくは格安での取引が可能。2009年に世界で初めてのビットコインでの決済が行われ、個人のみならず、法人においても、国内外において大手ECサイトや大手予約サイトなどにて、支払い手段のひとつとして拡大しており、今後の更なる普及が期待されている。
マネーフォワードは、今後のビットコインの取引額、ユーザー数、時価総額などの拡大を見込み、日本初のビットコイン販売所で、安全で便利なビットコイン取引環境の構築を追及している日本最大のビットコイン・ブロックチェーン企業であるbitFlyerと業務提携をいたしました。
■bitFlyerとの提携内容
1. 『bitFlyer』と連携し、ビットコインに対応することで、すべての資産の一括管理を実現
国内のPFMサービスとして初めてbitFlyerとの連携を完了し、ビットコインに対応。本連携によって、ビットコイン残高を『マネーフォワード』にて記録し、既に利用している通常の残高データと同様に管理することで、一括での資産管理が可能となる。既にビットコインでの取引を行っている方、今後ビットコインでの取引をスタートさせる方は、本連携によって、現金、クレジットカード、金融商品、ビットコインなどの残高、入出金、取引データを一括で管理できる。
2. bitFlyerのブロックチェーン研究所を利用した研究の推進
Fintech業界への貢献を目指し、当社はbitFlyerのブロックチェーン研究所を利用し、ビットコインの取引・決済サービスについての技術研究を共同で推進する。本研究においては、より多くのユーザーに、より利便性が高く、更に強固なセキュリティレベルでのサービスの提供を目指す。また、さらにビットコインを身近に感じられるサービスの開発を進め、ビットコインだけでなくブロックチェーン技術を活用する新たなFintechサービスの開発に向けて技術研究を推進するとしている。
3. マネーフォワードとbitFlyerが提供するサービスの相互利用環境の提供
マネーフォワードが提供する自動家計簿・資産管理サービス『マネーフォワード』と、ビットコイン総合プラットフォーム『bitFlyer』間を、ユーザーの皆様が相互に利用できる環境の創出を目指す。尚、マネーフォワードが運営するお金に関する正しい知識やお得な情報を発信するウェブメディア『マネトク』と、bitFlyerが運営するビットコインに関する旬のニュースが満載のウェブメディア『BTC News』において、よりビットコインに関する理解を深めるための情報の提供に関しても、検討している。
■株式会社 bitFlyer について
株式会社 bitFlyer は三菱東京UFJキャピタル、三井住友海上キャピタル、リクルート、GMO、電通デジタルホールディングスなどから出資を受けている日本最大のビットコイン・ブロックチェーン企業。
ビットコイン販売所・取引所、ビットコイン決済サービス、 ビットコイン広告サービスなどを提供するビットコイン総合プラットフォーム bitFlyerの運営、及びブロックチェーンの調査・分析、ブロックチェーンを活用した新サービスの研究開発を行っている。