金融庁、コインチェックに仮想通貨交換業のライセンス付与
金融庁は、コインチェック株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:勝屋敏彦)に対して仮想通貨交換業のライセンスを付与したと発表した。これによりコインチェックは仮想通貨交換業の登録業者となる。
コインテレグラフによると、昨年1月26日にコインチェックで発生した仮想通貨NEMの不正流出事件から約1年。経営体制や内部管理態勢の強化を進め、ついに登録取得となった。
コインチェックは18年1月26日、仮想通貨NEMの流出事件が発生。その後、金融庁の立ち入り検査を受け、昨年1月と3月に2度の業務改善命令を受けた。
昨年3月の業務改善命令については「経営管理態勢及び内部管理態勢等に重大な問題が認められた」とし、経営体制の抜本的な見直しを求めた。その後、4月にマネックスグループに入り、経営体制や内部管理態勢の強化などを進めてきていた。
