クラウドファンディングとは?
クラウドファンディングの仕組み
クラウドファンディングとはインターネットを通じて不特定多数の支援者からプロジェクトの資金を調達する仕組みである。
ある個人や法人が新しくプロジェクトを起ち上げようとした場合はそれなりの開発資金、運営資金が必要になるが、起案者にある程度の実績がないと銀行などから資金を調達するのは困難なのが実情である。
そこで起案者はプロジェクトを始めるにあたってまずその内容を公開し、その内容に興味を持った出資者からお金を募る。
クラウドファンディングには大きく2つのタイプがある。
1つは購入型と呼ばれるもので、支援者は出資した金額に応じてモノやサービス、権利などを受け取る。
たとえば映画製作に出資したお礼としてエンドロールに名前を載せてもらえるといったものである。
2つ目は融資型というもので、プロジェクトが成功した際に出資額に応じて利息を受け取る。
場合によっては預金や国債よりも高い利回りを期待することもできる。
クラウドファンディングという資金調達方法はアメリカで2008年頃から盛んに行われるようになった。
その後、法律的にも整備されて今では全世界で5兆円規模のマーケットになっている。
また、現在では個人や法人だけでなく地方自治体をはじめとする公共団体が地方創生事業の資金調達のために活用するケースも増えてきている。