ボラティリティとは?
価格変動によるリスクの指標
ボラティリティは通貨や株式などの価格変動性のことで、ボラティリティが大きいという場合は、その通貨や株式は価格変動が大きくリスクが高いことを示し、逆にボラティリティが小さいという場合には価格変動が小さくリスクは低い事となる。
ボラティリティは一般的に標準偏差を用いて数値で示される。
この点、取引上のリスクとは怖いとか不安、危険といった意味ではなく、ボラティリティが大きいこと、つまり価格変動の割合が高く、乱高下がしやすくて予想がつきにくく、予想が当たれば大きな利益が得られる可能性がある一方で、予想が外れると大きな損失を被る可能性もあることを意味する事となる。
外国為替取引や株式取引に加えて、最近ではビットコインをはじめ、イーサリアムなどのアルトコインも価格差を利用した売買取引が行われるようになっている。
まだ登場したばかりの振興通貨であるため、外国為替の代表格であるドル円の値動きに比べると、ビットコインは3倍~5倍にも及ぶボラティリティがある。
そのため、ドル円の外国為替取引に比べるとボラティリティが大きく、リスクが高いといえ、急騰や急落の虞がある。
予想や売買タイミングが上手くいけば、大きな利益も狙えるということである。