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クラウドファンディングで話題になったインテリア製品のプロジェクト5選

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一人暮らしでも二人暮らしでも、おしゃれなインテリアを置くだけで快適に過ごすことができます。ナチュラル、北欧、アンティークと、インテリアコーディネートの種類はさまざまです。今回は、クラウドファンディングで誕生した、おしゃれでデザイン性に富んだインテリア製品を5つ紹介していきます。

この記事はBatteryからの引用です。

さかなを飼育して野菜が作れる「アクアスプラウトSV」

  • 実施サイト: ENjiNE
  • チケット: 88枚
  • 支援額: 1,002,800円

チケット購入型クラウドファンディングのENjiNEにて、水やり、肥料、草取り、魚の水換え不要でありながら、目の前で成長する”生態系”の観察を楽しむことができ、無農薬の野菜やハーブが収穫できるオーガニック菜園「アクアスプラウトSV」を、特別価格10,000円(税抜)でご自宅に届けるチケットが公開されました。

魚の力で野菜やハーブがすくすく育って、植物の力で水は浄化されます。魚、植物、そしてなにより人がうれしい、まるで「小さな生態系」のような、魚の飼育(アクアリウム)と家庭菜園を一緒に楽しめる、これまでにない全く新しい”教育商品”です。エコな農業として世界で注目を浴びている農業「アクアポニックス」の魅力を、家庭でも体験することができます。

LEDライト型スマートプロジェクター「Beam」

https://plusstyle.jp/funding/

  • 実施サイト: +Style
  • 支援者: 25名
  • 支援額: 1,346,600円

ソフトバンク株式会社が支援する消費者参加型プラットフォームの+Style(プラススタイル)にて、LEDライト型スマートプロジェクター「Beam(ビーム)」が販売されました。Beamは、LED照明として使えるだけでなく、AirPlayやMiracastなどの機能を使って、スマホに保存された写真や動画を、壁や机などに映して楽しむことができるスマートプロジェクターでもあります。また、Beam本体にAndroidを搭載しており、本体だけでYouTubeやNetflixなどの動画を投影することが可能です。

本プロジェクトは目標額の50万円を大きく上回る134万円の資金調達に成功。また、リターンには、+Style限定の「Beam ラストミニッツプラン」として、Beamを1台とBeamオリジナルTシャツが送られたり、「Beam Fixtureプラン」では、Beam本体と、Beamを設置する専用スタンドのBeam Fixtureが提供されたりしました。

家具職人が作る本物の木のスピーカー「MIN7」

https://www.makuake.com/project/

  • 実施サイト: Makuake
  • 支援者: 167名
  • 支援額: 11,386,600円

2013年に設立された台湾のスタートアップ企業・Minfortは、木製ハンドメイドスピーカー「MIN7(ミンセブン)」のプロジェクトをMakuakeにて実行。標準価格は99,800円ですが、約7万円でのリターンも用意されています。MIN7は、高級インテリアを匂わせた外観のハイレゾ対応スピーカーで、一つ一つ家具職人の手作りで製造しているMinfortが、木製の温かみあふれる音質を上品に実現しています。

同製品は、かつてアメリカの二大クラウドファンディングサイトであるKickstarterとIndiegogoでも資金調達が行なわれ、合計$570,402の開発費を集めており、今回の日本先行販売に際しても、1,000万円を超える支援金を集めることに成功しています。

空中に盆栽を浮かべる「Air Bonsai」

https://www.kickstarter.com/projects/

  • 実施サイト: Kickstarter
  • 支援者: 3,784名
  • 支援額: $843,743

かつてクラウドファンディングで話題となった、宙に浮かぶBluetoothスピーカー「Air Speaker(エアスピーカー)」のように、盆栽をフワフワ浮かべて飾れる「Air Bonsai(エアボンサイ)」が、アメリカのクラウドファンディング・Kickstarterに登場し注目を集めました。本プロジェクトは、古くから存在する日本の伝統的な芸術の盆栽が、クラウドファンディングで9,000万円以上集めたことから、国内外に衝撃を与え、斬新なアイデアとして高く評価されています。

Air Bonsaiは、九州にある「Hoshinchu Air Bonsai Garden」というメーカーが開発したものであり、AC電源で駆動して磁力が発生する「energy base」と呼んでいる土台部分の上に、磁石を内蔵した球体の「little star」が浮かぶという仕組みです。energy baseとlittle starの間は2cmのすき間があって、また、ラバにのせられる植物の最大重量は300gだそうです。

冷蔵庫内臓テーブル「Sobro」

https://www.indiegogo.com/projects/

  • 実施サイト: Indiegogo
  • 支援者: 2,092名
  • 支援額: $1,626,283

アメリカのクラウドファンディング・Indiegogoで人気を集めているのが、冷蔵庫を内蔵したリビング向けテーブル「Sobro(ソブロ)」です。幅約109cm、奥行き約58cm、高さ約44cmと、小型冷蔵庫を横転させたようなサイズ感であり、ロング缶が2ダース以上は入りそうな庫内容量となっています。また、冷蔵庫とは別に普通の引き出しもあり、小物などを収納することも可能です。

さらに、側面にはBluetooth接続のステレオスピーカーが装備されており、スマホやタブレットのほか、付属のドングル(小型装置)を通じてテレビとも接続できます。給電用のUSBポート2基、コンセントも2口搭載されているため、スマホやノートPCなどの電源として使える、まさに、Sobroが1台あれば何でもできる実用製品として人気を博しています。

まとめ

さて、今回はクラウドファンディングで誕生したインテリア製品を5つ紹介しました。楽天によると、2018年のインテリアトレンドは「ハッピーカラフル」、「アフリカンパンク」、「スタイリッシュジャングル」の3つであるといいます[1]。2018年には、この3つのキーワードを取り入れたおしゃれなインテリア製品が、新たにクラウドファンディングを通じて誕生するのでしょうか。皆さんもぜひチェックしてみてください。

[1]【楽天市場】楽天インテリアトレンド2017-2018