プロジェクトURL:https://readyfor.jp/projects/slumschool
このように、出資支援したことで、都内一の農産地で採れた野菜を手に出来たり、社会貢献しながら海外に行けたりと、地域に特化したプロジェクトだからこそ堪能できる魅力的なリターンが多く含まれています。
クラウドファンディングは不特定多数の人々からネットを通じて資金を集めるサービスです。いくら地域活性化を謳ったところで、地方自治体や地元民のみが賛同しているだけでは、地域の課題の解決や新たな魅力の発信を、幅広い視点で行うことが出来ず、内輪で盛り上がるだけにとどまってしまう恐れがあります。
しかし、クラウドファンディングを通じてプロジェクトを実行すれば、全国的に、はたまた世界にも発信できるため、色々な人が関心を持って参入する可能性があります。クラウドファンディングを通じて地域の活性化に勤しめば、その地域に対する共感性が広範囲に生まれるかもしれません。
上記の「共感性が生まれる」と似ていますが、クラウドファンディングでプロジェクトを行うと、さまざまな人の目に留まります。そのため、都内ではほとんど知られていない地方ならではのもの(行事や名産品)でも、クラウドファンディングがきっかけで、全国的に名が知られる可能性を含んでいます。
例えば、地方の名産品をクラウドファンディングで販売すると、大手食品メーカーが「本格的にマーケットで販売を実施したい」という話を持ちかけるかもしれませんし、また、田舎の観光スポットをテーマにしたプロジェクトを目にした映画会社が「次作の舞台として起用したい」と思うかもしれません。
そうしたビジネスチャンスがあることがクラウドファンディングの強みであり、地域活性化プロジェクトを行う際に期待できるポイントでもあります。