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クラウドファンディングを成功させるためにやってはいけないこととは?

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これまでENjiNE.blogでは「SNSをうまく活用してクラウドファンディングを成功させたプロジェクトまとめ」や「クラウドファンディングをテストマーケティングに活用した事例/成功例まとめ」など、クラウドファンディングを成功させるための記事を書いてきました。今回は「クラウドファンディングを成功させるためにやってはいけないこと」について紹介していきたいと思います。

この記事はBatteryからの引用です。

マーケティングを甘くみる

起案を検討中の方の中には、クラウドファンディングをいとも簡単に始められ、友人や家族、口コミなどでプロジェクトスムーズに広がるだろうとマーケティングを甘くみる方がいます。しかし、明確なプランがないままスタートさせてしまうと、成功する可能性は極めて低く、キャンペーンを行なう上でもマーケティング戦略をきちんと立てる必要があります。

アイデアを過信する

クラウドファンディング起案者に多いのが、自らが始めたプロジェクトに対し、根拠もなく過度な自信をもっていることです。最も大切なことは、まず事前準備や調査、そして支援者となる方々が何を求めているのかを把握することなので、自分主体のアイデアばかりではなく、客観的なニーズを図ることから始めましょう。

SEO対策ができていない

クラウドファンディングのキャンペーンを行なう上で、ランディングページを作成したり、ブログを更新したりするのは重要となってきます。その際、Googleキーワード検索などで、どのようなキーワードが検索されやすいのか調べておき、それに見合ったキーワードをプロジェクトページに多用するというのもひとつの手です。

支援者リストの作成を怠る

成功しているクラウドファンディングプロジェクトの大半は、キャンペーン開始2日後の段階で目標額に達しています。ベストな手法としては、プロジェクト開始から数分以内に支援や問い合わせがあったなど、なにかしらの反応があった関心の高い支援者のリストを作っておくことです。
そうした支援者は将来的に早期購入顧客になる可能性が高いため、リストに記録しておきましょう。

プロジェクト内容だけに焦点を当てる

多くのクラウドファンディング起案者は、自らが起案したプロジェクト内容についてしか話しません。しかし、支援者はただそれだけを知りたいわけではなく、プロジェクトに掲載された画像や動画についての詳細も求めています。ざっくりとした企画内容だけに焦点を当てていると、プロジェクト達成の可能性も低くなるため、支援者にはより詳細にプロジェクト内容を提示しましょう。

支援者とコミュニケーションを取らない

プロジェクト支援者とのコミュニケーションはこまめにきちんと取りましょう。
連絡が遠ざかり近況報告がまるでなければ、出資金だけを持って逃げた詐欺行為ではと誤解を招く可能性もあるため、プロジェクトがどのような状況であるかなどのホウレンソウはかなり大事です。

タイプミスを見直さない

起案者にとって、支援者というのはプロジェクト資金を提供してくれる大切な存在であることは言うまでもなく、出資してくれるからには信用/信頼が関わってきます。そのため、些細な誤解がゆえに信用を失うことになっては成立するプロジェクトも失敗に陥ってしまうかもしれません。プロジェクトページを作成する際には、細かい点まで見直し、誤りがないか慎重に確かめた上でプロジェクトを始めましょう。

動画や画像を含んでいない

動画や画像といったイメージのしやすいコンテンツはクラウドファンディングにおいて必要不可欠なキャンペーンアイテムです。
国内クラウドファンディングでは写真はあっても動画を含んでいないプロジェクトページは多いですが、海外のサイトだと動画のないプロジェクトページはあまりヒットしません。事実、アメリカのサイト・Kickstarterでは、動画のないプロジェクトの平均成功率は30%ですが、動画があるプロジェクトは50%だそうです。

約束できないことをする

当然のことながら、約束のできないリワードをプランに入れるのはNGです。豪華な特典で支援者を引き寄せたい気持ちはわかりますが、現実的に考えて不可能だと思うことは最初から約束するべきではありません。せっかくプロジェクト成立になったのに、リワードが送れないなんてことになったら、信用を欠いて今後クラウドファンディングを活用できなくなる恐れもあるため、注意しましょう。

多くの意見を取り入れすぎる

キャンペーンをプランニングする際、起案者は多くの支援者から賛否両論さまざまな意見を耳にする可能性があります。ただし、あまりにもそういった色々な意見を耳にしすぎると、方向性がぶれたり当初の目標からずれてしまったりする恐れがあるため、支援者の意見ばかりに惑わされないことが大切です。

大げさにやりすぎる

たとえばプロジェクトページを作成する際、重要なワードや支援者に見て欲しい写真/動画を、ついつい誇大化させてしまうことがあると思います。必要以上に濃い色や大文字サイズにしたり、センセーショナルな画像を入れてみたり、工夫をするのは自由ですが、途中で飽きられて最後までプロジェクトの中身を見てもらえないのは本末転倒です。何事もやりすぎないように心がけましょう。

PR戦略を考えていない

ネットを通じて行なうクラウドファンディングでは、PR戦略をきちんと企てないと成功できません。上記で述べたブログもそうですが、TwitterやFacebookなどのSNSを中心としたPRにも力を注いでみてください。また、やみくもに拡散すればいいというわけではなく、一般的にSNSにアクセスされやすい、たとえばお昼頃や土曜日など、支援者が目にしやすい時間帯を集中的に狙うのも効果的です。

費用計算の誤り

稀に、何にどれだけコストがかかるかを計算せず、曖昧な状態でとりあえずプロジェクトを始めてしまう起案者がいます。プロジェクト進行中に細かい予算が変動する場合はありますが、おおよその費やされる金額はきちんと把握し、リワードも含めなるべく誤差のないように心がけましょう。

まとめ

さて、今回は「クラウドファンディングを成功させるためにやってはいけないこと」を13個にまとめて紹介しました。クラウドファンディングを成功させられるのは、支援者からの出資があってこそ成り立つものです。そのため、支援者を幻滅させるような行動や協力したいと思えないアクションをしてしまえば、いつまで待ってもプロジェクトは達成できません。今回紹介した13個を参考に、支援者とのコミュニケーションをおろそかにせず、プロジェクトを遂行できるようトライしてみてください。

<参考記事> https://thenextweb.com/contributors/2017/11/10/15-mistakes-avoid-crowdfunding/