今回は「クラウドファンディング成功の近道!コピーライティングの正しいやり方とは?」について紹介していきます。以下をご覧ください。
クラウドファンディングで新しいプロジェクトを行なう際には、第一に支援者に食い付いてもらえるようなものでなくてはなりません。インパクトの強いもの、魅力的なものなど、目を惹くようなポイントが必要です。そのためには、まずキャッチーなタイトルをつけるところから始めましょう。引き寄せられ、思わずクリックしたくなるようなタイトルが味噌です。
たとえば、GoogleやYahoo!などで検索ランキング上位にあるキーワードを取り入れたり、数字(”世界一”や”日本初”など)を入れて凄さをアピールしたり、一目で内容が分かるようなシンプルなセンテンスにしたりと、読者に興味を抱かせる工夫を行ないましょう。
上記2つのプロジェクトは、過去にENjiNEで立ち上げられたものであり、プロジェクトの特徴が分かりやすく、先に述べた”支援者に興味を持ってもらえるような要素”を含んだ好例です。
クラウドファンディングのプロジェクトは、たいていWEB上で読まれます。そのため、視覚的にすっきりとしたシンプルなレイアウトが、支援者にとって読みやすく、好まれやすいです。文字のかたまりを長々と綴るのではなく、強調したいポイントを見出しにおさえ、セクションごとに区切ると、より読まれやすい文章になります。また、パソコンではなくスマホから記事を読む人も多いため、パラグラフの文字数は200〜400字程度に収めておきましょう。
上記2つは、ENjiNEでそれぞれ379万円、1,522万円の資金調達に成功したプロジェクトです。伝えたい内容を強調した見出しが特徴的で、また各セクション200〜300字とシンプルにまとめられています。ぜひ参考にしてみてください。
クラウドファンディングを成功させる秘訣のひとつに「共感性」があります。支援者となりうる読者の共感を引き出すような文章を、テクニックとして取り入れるのも大事です。プロジェクトの記事に共感すれば、TwitterやFacebookなどを通じてリアクションすることもあり、SNSで拡散され、より多くの人に読んでもらうことができます。支援を募るターゲットが明確であるならば、読者に寄り添った内容に変えてみましょう。
上で紹介した通り、シンプルで共感性が高く、魅力的な文章をつくることはもちろん大切ですが、あまりにも文字ばかりだと読者は退屈してしまいます。文章だらけの記事になることを防ぐためにも、そこかしこに画像を入れてみてください。文章を読むのが苦手な人でも、掲載されている画像を見るだけで興味が湧くという人もいます。たとえばFacebookの投稿でも、文章より画像を載せた方が良い反応が集まりやすいです。
また、画像だけでなく、動画を挿入してみることもオススメです。アメリカのクラウドファンディング・Kickstarterによると、動画があるプロジェクトの成功率は、動画がないプロジェクトよりも20%高いそうです。余裕がある方は、プロの写真家に依頼して、プロジェクトを際立たせる写真をトップ画像に設定してみてはいかがでしょうか。
一方的に起案者の思いだけを伝える文章では、独りよがりで重たくなってしまい、読者は離れてしまいます。どうすれば共感してもらえるか、どのようにアピールしようかなど、工夫をしてみることが大事です。今後クラウドファンディングにチャレンジされる方は、今回紹介した、①キャッチーなタイトル、②見出し&パラグラフ、③共感性、④画像&動画、この4つのポイントを参考に、プロジェクトを立ち上げてみてください。
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