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NFTマーケットプレイスを手軽に構築出来るオープンソース「Satellites」をBlockBaseが公開

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ブロックチェーン技術の導入コンサルティングを行うBlockBase株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役 : 真木 大樹)は、分散型マーケットのさらなる発展を目的として、NFT(Non-Fungible Token、※1)のマーケットプレイスが簡単に構築出来るオープンソース「Satellites」(https://github.com/block-base/satellites)を公開する。
※1 NFT(Non-Fungible Token):互いに代替することができない独自性を備えたトークンのこと。

背景

BlockBaseはブロックチェーンの特性を活かす方法として、デジタルコンテンツをブロックチェーンで扱う仕組みであるNFTは重要なテーマであると捉えている。2019年1月に、日本初となるブロックチェーンを使った NFT のマッチングプラットフォーム「bazaaar」を公開した当初から、必要な技術の深掘り、及びNFTへ適用可能であり相性の良いコンテンツの種別等の検討を続けてきた。

世界最大のNFTのマーケットプレイス「OpenSea」では2018年2Qからの1年間で、NFTの取り扱い数は約80倍(※上図参照)と市場は急成長しており、NFTを活用したアプリケーションの昨今の増加傾向を踏まえると、今後も増加傾向は続く見込みである。また、それに伴い顧客接点の一つである、マーケットプレイス及びマーケットプレイスを通じたNFTの相対取引の需要は今後も増えると予想される。

Satellitesの概要

今回、分散型マーケットプレイスのさらなる発展を目的として、NFTマーケットプレイスをオープンソースとして公開。BlockBaseはこれまでに、NFTのマーケットプレイスbazaaarの開発や運用、主要分散型取引のプロトコル 0x Protocol を使用しており、蓄えた知見を元に「Satellites」のオープンソース化を進めてきた。

bazaaarのインターフェイスと0x Protocolのバックエンドシステム、法令上の論点整理やユーザーエクスペリエンスを考慮し開発された独自拡張コントラクトを使用することで、誰でも手軽にNFTマーケットプレイスを構築することが可能となる。

持続可能なオープンソース開発

オープンソース開発を持続可能にするため、「Satellites」で構築したマーケットプレイスの売上手数料の一部を「Satellites」の開発者およびメンテナンス者に還元する仕組みをIsuueHunt (※2)との連携で実現。これまでオープンソース開発は協賛金や支援金のみで成り立っていた側面を持つが、価値の一部を直接開発者に還元することで、より持続性が高いオープンソース開発の体制構築を目指す。
※2 IsuueHunt(イシューハント):オープンソースプロジェクト向けの報奨金サービスのこと。 (https://issuehunt.io/)

GitHub : https://github.com/block-base/satellites

今後の展開

この度公開したオープンソース「Satellites」をステークホルダーにとってより良いものにするために、近日中にミートアップ、マーケットプレイスのハンズオンの開催、今後のリリース予定を含めたロードマップの発表の他、機能拡張など、コミュニティづくりに繋がる施策の実施を予定。積極的なコミュニティが醸成されるようにBlockBaseからもサポートを行い、持続可能なオープンソースの開発を目指す。

BlockBaseはこれからも、分散型マーケットプレイスの発展、認知の向上と更なるデジタルコンテンツのNFTとしての流通増に貢献していきたいと考えていると言う。

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