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スマートロケーションを提供するリーディングカンパニーのTile,Inc.は4500万ドルの資金調達を実施

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スマートロケーションを提供するリーディングカンパニーのTile, Inc.は7月24日(米国時間)、テクノロジーにフォーカスしたグローバル投資ファンド「Francisco Partners」により行われたminority growth investmentをもって、Series Cの資金調達を完了、4500万ドル(約48億6000万円※)を調達した。調達した資金は、パートナー企業の製品にTileの探す機能を追加できる「組み込みモデル」を強化するほか、グローバル市場における新しい製品カテゴリーの拡大や成長戦略の強化、プレミアムサービスの品質向上を目指すと言う。※ 1米ドル=108円で換算

2019年もTileは好調を維持し、ヨーロッパにおける販売実績は直近四半期で160%の伸びを実現した。USにおいても、直近のAmazon プライムデーで通常の2倍となる売上を記録。2018年10月に米国でロンチしたプレミアムサービス(日本向けサービスの提供時期は未定)の加入者数も予測値をはるかに上回る結果となり、今後もサービス拡大を目指す予定。

Tileは、ユーザーが失くしたカギを探す以上の価値を提供し続けており、それが着実な成長に繋がっている。例えば、仕事場にノートパソコンを置き忘れたときの通知機能や、空港における荷物の紛失、庭でいなくなった猫を探したり、子供がよく失くすジャケットを追跡したりと、ユーザーがそれぞれの活用方法を作り出している。人は一生のうち、365日に値する時間を探しものに費やしており、どんどん忙しくなる現代人の日常生活は、すなわちTileの成長でもある。

今回の資金調達は、すでにBoseやSkullcandy、Sennheiserなどから始まったTileの組み込みモデル戦略の転換点となる。また、半導体パートナーであるQualcommやNordic、Dialogなどとともに成長を目指し、今年中に数百万個におよぶTile機能の入った組み込みモデルの発売へと繋がっていくと言う。