アフリカインキュベーター、第三者割当増資による2億円の資金調達を実施
アフリカ現地の製造・流通系企業に対し、営業マネジメントシステム”SENRI”を提供する株式会社アフリカインキュベーター（本社：東京都大田区、代表取締役：永井 健太郎）は、SBIインベストメント株式会社（本社：東京都港区、代表取締役執行役員社長：川島 克哉）の運用するファンドを引受先とした第三者割当増資により、総額2億円の資金調達を実施した。
今回の資金調達により、ケニア・ナイジェリアを中心としたアフリカでの営業・マーケティング体制の強化と、決済機能を含むサービスの機能強化を目指すと言う。
【SENRIサービス内容】
SENRIは、アフリカの製造業・卸売業の受発注管理・顧客管理・営業活動の支援を行うクラウドベースのサービスです。アフリカでは、未だに伝統的な小売店を通しての流通が主流なため、製造業・卸売業各社は、マニュアルで流通・営業活動を行っており、結果として消費財等の流通網の拡大が困難となっている。SENRIは、こういった企業がより効率的に流通網を構築・拡大するためのサービスである。
ケニア・ウガンダで事業を立ち上げた弊社は、昨年9月にナイジェリアにも事業を拡大し、現在約100の企業に対しSENRIのサービスを提供、各社で20%を上回る流通活動の生産性向上を実現してきた。加えて、このサービスの提供を通じて、同地域で約10万の小売店・卸のデータベースを蓄積している。