1. TOP>
  2. 資金調達
  3. ライフイズテック、社会的インパクト投資として約15億円の資金調達を実施

ライフイズテック、社会的インパクト投資として約15億円の資金調達を実施

  • feedy

中高生向けのプログラミング教育事業を手がけるライフイズテック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:水野 雄介)は、社会的課題を解決する事業を投資対象とした新生企業投資株式会社等が運営に関与する「インパクト投資」ファンドを中心に、第一生命保険株式会社、株式会社丸井グループ、山口キャピタル株式会社、加賀電子株式会社、株式会社小学館、株式会社アカツキなどを引受先とした第三者割当増資により、総額約15億円の資金調達を実施した。今回の資金調達を含め、累計での資金調達総額は、約25億円となる。

■ 資金調達の目的と事業展開

同社は「中学生・高校生一人ひとりの可能性を最大限伸ばす」をミッションとし、2011年よりこれまで延べ40,000人以上の中高生へIT・プログラミングを学ぶ機会を届けてきた。ITスキルや「自ら創り出す」体験がますます重要になる一方で、興味を育て、スキルを習得し、好きなことを見つけてチャレンジする環境は十分とはいえない。こうした状況のなか、今回調達した資金を活用し、さらに多くの子どもたちが可能性を拓いていく機会を提供することで、社会的インパクトの創出に取り組んでいくと言う。

具体的には以下の領域において、社会を変える次世代のデジタル人材の育成に貢献していく。

  • より多様な学びを多くの中高生に届けるためのキャンプやスクール事業の拡充
  • 企業や地方自治体と連携した、社会課題解決に取り組む学習プログラムの企画運営
  • 義務教育化が進む中学・高校における教職員を対象とした教材提供やトレーニング・北米やアジア、アフリカにおける指導人材の育成やプログラミング学習教材の提供

こうした取り組みについて、今回の調達よりご参加いただくインパクト投資家や外部の専門家と連携しながら事業の社会的成果を可視化するインパクト評価を実施し、社会的インパクトと事業の持続性を担保する経済的リターンの両立を追求していく。

■ 本ラウンドにおける投資家(順不同、敬称略)

新生企業投資株式会社・一般財団法人社会変革推進財団(インパクト投資ファンド)、第一生命保険株式会社、株式会社丸井グループ、株式会社小学館、山口キャピタル株式会社、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社、株式会社アカツキ、加賀電子株式会社、池森ベンチャーサポート合同会社、米ペガサス・テック・ベンチャーズ、本城 慎之介氏、笠原 健治氏、その他個人投資家