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ノンピが約2億円の資金調達を実施、遊休資産となっている社員食堂をシェアリングエコノミーで収益化する「ランチケータリング」をスタート

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株式会社ノンピ(所在地:東京都港区、代表取締役:柿沼寛之)はこの度、池森ベンチャーサポート合同会社等を引受先とする総額約2億円の第三者割当増資により、資金調達を実施した。今回の資金調達により、更なる経営基盤の強化を図るとともに、社員食堂のアイドルタイム等の遊休資産を活用して調理した食事を、周辺企業にお届けする「ランチケータリング」サービスを開始すると言う。

これまでの社員食堂は、ランチだけでは採算が取れず企業側が社食運営事業者に運営補填金を支払うことが多い状況で、運営補填金の関係で運営事業者が見つからず、閉鎖状態のままになっている社員食堂も存在している。

そのような状況を受けて開発されたのが、社員食堂の遊休資産を活用して収益化する「ランチケータリング」である。

ノンピは、遊休資産となっている社員食堂を運営補填金なしで運営受託し、そのアイドルタイム等を利用し、周辺企業にランチやパーティーのケータリングサービスを提供。同ビジネスモデルで運営する社員食堂は、通常のランチ売上の約5倍~10倍の売上を作り黒字化されている。

また、これまでは夜の社内パーティー向けのケータリングを中心に提供してきたが、ランチ難民問題や、健康経営の推進、更には美味しい食事で社員間コミュニケーションを活性化させたいという企業ニーズの後押しを受け、企業に本格的なランチをお届けする「ランチケータリング」に注力。

ノンピのランチケータリングは、単に腹を満たすためのランチではなく、良質な社員間コミュニケーションを促進し、新しいアイデアを生み出すための食事を提供する。そのためには『美味しい』食事の提供が必須であることから、レシピ考案は全て元Google Japan 内の社員食堂で総料理長を務めていた飯野(現ノンピの総料理長)が行う。Google社員食堂クオリティーを、1社でも多くの会社に提供したいという狙いもあると言う。

今後も同社は、食を介したコミュニケーション機会を創出し、企業に変革の機会を提供できるよう、より一層の力を入れていくと言う。​