<資金調達の目的と今後の展開>刻々と変化し不測の事態が起こる環境下においては、法人や公共組織等における透明性と継続性をもったガバナンス及びコンプライアンス管理体制強化の必要性は日々高まっている。不祥事や情報漏えいの発生リスクが高まる今日、全ての企業は自社の内部統制・リスク管理体制の構築に加え、子会社・関連会社まで同一の基準で管理することが求められている。さらに、今後加速することが予測される日本企業の海外進出やそれに伴う海外拠点の管理、また上場企業におけるリスク情報の開示がデファクトスタンダードとなる状況においては、グローバルレベルでのコンプライアンス体制構築が急務となる。同社は今回の資金調達により、テクノロジーを活用することで属人化せず即時性のある管理体制構築を支援し、日本企業の海外進出をサポートするためのGRCプラットフォームの開発を進めていく。特に、金融業界向けリスクマネジメントツールの開発・提供などで培ったノウハウを活かし、銀行及び証券業界に向けたグローバルにおけるコンプライアンス管理業務の効率化・高度化及び適正化を実現するGRCソリューションの開発を加速させ国内だけでなくアジアへの展開を進めると言う。