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CollabAsia、アジアでの事業拡大に向けてシリーズB投資ラウンドで750万米ドルを調達

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デジタルメディア企業兼ソーシャルメディアインフルエンサーネットワークのCollab Asia(日本法人:Collab Japan株式会社)は、Gorilla Private Equity(韓国)主導のシリーズB投資ラウンドで750万米ドルを調達したことを発表した。

出資には韓流ドラマ俳優のペ・ヨンジュン氏、日本のベンチャーキャピタルのPKSHA SPARX Algorithm Fund L.P.(日本)、またその他の出資企業に、Samsung Ventures(韓国)、NCORE VENTURES(韓国)、そしてシリコンバレーを拠点とするAltos Ventures(米国)などが含まれる。この最新の投資ラウンドは、2017年にAltos Venturesが300万米ドルの出資を行ったシリーズA投資ラウンドに次ぐものである。

Collab Asiaは、ソウル、東京、ジャカルタ、香港、マニラ、そして最近ではシンガポールで事務所を開設しており、アジアの主要市場において既に1,800以上のYouTubeチャンネルを管理している。ゲーム、美容、音楽、ライフスタイル、アニメーション、コメディをはじめ、多種多様なジャンルの魅力的なバイラルコンテンツを1億5,500万人以上の登録者に提供しており、YouTubeだけでも25億回もの月間動画再生数を記録。

Collab Asiaの完全子会社であるCollab Japan株式会社は日本国内のスタッフや各国のオフィスと連携しながら日本のインフルエンサーやコンテンツ制作会社のコンテンツ・マネジメントをサポート、さらにオンライン上のオーディエンスを増やし、日本や海外におけるCollab AsiaとCollab Japanのブランドを確立していく。同社の顧客には、知的財産(IP)やアニメの製作会社であり、『ベイブレード』やその他人気作品のIPのマネジメントを行う株式会社ADKエモーションズが含まれている。また、Collab Japanは日本人クリエイター達の中国プラットフォーム進出のための製作やアカウント運営もサポートする。

Collab Asiaは、調達した資金を用いてアジア向けにローカライズされたコンテンツを作成し、コンテンツ企業が複数のデジタルプラットフォーム上でプロデュース、配信、マネタイズ、オーディエンス構築を行うにあたってのサポートを提供。また、Collab Japanが日本国内と海外でのインフルエンサー・マーケティングを提供する企業としてのブランド構築のためにも資金を活用していくと言う。