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在庫管理SaaS「ロジクラ」が『物流群戦略』を発表:1.2億円の資金調達を実施

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在庫管理SaaS「ロジクラ( https://logikura.jp )」を開発・提供する株式会社ニューレボ(本社:東京都港区、代表取締役、長浜佑樹)は、在庫データを活用した新たな金融商品の開発や、在庫売買のマーケットプレイスなどを体系化した『物流群戦略』の発表、並びに「ロジクラ」の販売拡大やシステム開発等を目的として総額1.2億円の資金調達を実施したことを発表した。

ロジクラを核とした『物流群戦略』

日本国内には約54兆円という過剰在庫が存在し、昨今国内外を問わず大きな社会問題となっている。一方で、在庫管理SaaS「ロジクラ」は2018年11月の無料版リリースから約1年で約10,000社に導入頂き、登録されている在庫データは約2,000億円分を超えたと言う。

同社では、ミッションである在庫データを活用し、企業の成長を支援するため、「ロジクラ」をデータ蓄積事業と位置づけ、蓄積された在庫/入出荷データを軸に、在庫の適正化/換金化/流動化のためのデータ活用事業を、各業界のパートナー企業とのアライアンスによって実現。この戦略をロジクラを核とした『物流群戦略』と位置づけ、これからも様々な業界のパートナー企業とのアライアンスを強化し、過剰在庫問題の解決に邁進していく。

また、戦略の発表に伴い総額1.2億円の資金調達を実施した。本ラウンドに参加した新たな引受先は、ジェネシアベンチャーズ、マネックスベンチャーズ、株式会社オリエントコーポレーション、SGインキュベート株式会社の4社である。
なお、『物流群戦略』の第一弾として、株式会社オリエントコーポレーションとは、「Orico Digital Fund」を活用した資本業務提携を通じて、事業者向け金融商品の提供や決済サービスの導入など、協業に向けた様々な検討を進めていく。

資金調達の目的と今後の展開

今回ラウンドで調達した資金は、主に在庫管理SaaS「ロジクラ」の販売拡大の為のセールス&マーケティング費用、そして顧客単価向上の為の開発投資に活用し、一部在庫データを活用した新たな金融商品の開発や、在庫売買のプラットフォーム事業の検証などに活用する予定だと言う。なお、次回ラウンドは2021年春頃を予定。