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自然言語AIを搭載するアドネットワーク「CANDY」を運営する株式会社スリーアイズが第三者割当増資による資金調達を実施

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株式会社スリーアイズ(本社:山形県米沢市、代表取締役:牧之内 隆大)は、株式会社ディノス・セシール(本社:東京都中野区、代表取締役社長:石川順一)を引受先とした第三者割当増資による資金調達を実施したと発表した。

CANDYについて

CANDYは(株)スリーアイズが開発・運用するアドネットワークである。

昨今の個人情報保護規定やITPによるcookie参照制限により影響を受けてしまう既存の運用型ディスプレイ広告サービスとは異なり、cookieを参照せず、高精度な記事ターゲティングと最適化運用を全自動で行う、次世代型のネット広告配信サービスだ。

米 SRI社(旧スタンフォード大学研究所)の技術を取り入れた独自開発の自然言語解析AIによる配信効果解析により、他のcookie参照方式と同等以上の集客力や新規獲得率を実現している。

CANDYのもう一つの大きな特徴として、広告配信先となる多くの記事メディアサイトの記事本文とクライアントの商品やサービスの相性を言語分析する事で、クライアント毎の潜在ユーザー層の興味や関心、好相性ユーザー層のペルソナの可視化など、ユニークな付加価値機能を有していると言う。

Cookieレス技術への注目が高まるデジタルマーケティング業界において、「調査&解析が出来る運用広告」として好評を博し、幅広いジャンルの広告を取り扱っている。

【スリーアイズ 代表取締役 牧之内隆大からのコメント】

この度の株式会社ディノス・セシール様からのご出資とこれに伴う協業関係の構築を大変嬉しく思います。ECをはじめ複数チャネルを有する、老舗の総合通販企業である同社との取り組みを通じて、Cookieの参照や追跡に頼らずに集客効率・獲得効率を高めていくための技術の改善や新機能の拡充を更に推し進めてまいります。

弊社が運営するアドネット「CANDY」は、AIによる高精度なテキスト解析結果からWEB記事ターゲティング配信やキーワードターゲティングを自動で行いますが、この配信ログのAI分析により、更に好相性な獲得用キーワードの定量的抽出を行う事を実現しています。
個人情報保護とのバランスを重視する時代に相応しいこの新しい手法を更に発展させ、デジタル活用マーケティングの市場で一層重要となる“訴求テーマに合わせたWEBコンテンツの改善の自動支援機能”等をサービス化し、B2C向け事業者様向けは勿論、B2B向けの事業者様へも提供を進めていきます。

【スリーアイズ CFO 森永康平からのコメント】

今回の資金調達にあたって、弊社が運営する「CANDY」がディノス・セシール様の現在のビジネスに貢献できると評価いただいただけでなく、将来に向けたビジネス上のパートナーとしてもふさわしいと認めていただいたことを大変嬉しく思います。「CANDY」のコア技術である自然言語解析は、同社が主業とする通信販売事業とは大変相性がよく、大量かつ豊富な商品に対して適切な広告配信をしていくことで、今後は「CANDY」の精度が更に向上することが期待されます。2020年はアドテク企業としてではなく、AI企業としてのスリーアイズを世に認知してもらえるよう引き続き邁進してまいります。