今回の資金調達により、令和元年7月にシンガポールで創業された同社の研究開発センター(東京都品川区)の開発体制強化を図ると言う。
ソフトウェアとハードウェアの協調デザインによって、EdgeCortixのエッジAIアクセラレーション・プラットフォームは、AIデプロイメント、高速化及び、AIモデル・チューニングの自動化を実現するとともに、現存のAIインフラおよびフレームワークも変更。メモリー、実行時間、そしてエネルギー消費を最適化するという革新的なソリューションを生み出す。
さらに、ハードウェアの制約を組み込んだニューラル・ネットワーク・アーキテクチャ探索とチップのデザイン・パラメーターを同時に最適化。これまでリアルタイムAIアプリケーションのために、実行時間と精度を天秤にかけざるを得なかった産業ロボット、自動運転や防犯カメラ、またヘルスケア分野等に最適である。
エッジコーティックスは、2020年夏頃に初版のAIアクセラレーション・プラットフォームをリリースする予定。年末までにシリーズAラウンドのクローズを目指すと言う。