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多拠点ライフプラットフォーム「ADDress」社会的インパクト投資として資金調達を実施

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定額制で全国の家に自由に住める多拠点コリビング(co-living)サービスを展開する株式会社アドレス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐別当隆志、以下「ADDress」)は、一般財団法人社会変革推進財団(本社:東京都港区、理事長:坂東 眞理子)、リノべる株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:山下智弘)、株式会社アイティーファーム(本社:東京都新宿区、代表取締役:黒崎 守峰)を引受先とする増資、及び株式会社日本政策金融公庫(東京都千代田区、代表取締役総裁:田中 一穂)からの融資による資金調達を実施した。

今後、多拠点コリビングサービスを広げるとともに、全国で進行する人口減少や空き家の増加、都市部への人口集中等の社会課題を解決に向けて関係人口を創出し、社会的インパクトの創出を目指していくと言う。

資金調達について

定款に企業理念を追加

同社は「#全国創生」プロジェクトの実現に向けて、定款に以下の企業理念を追加し、改めて事業を通じて社会的インパクトを重視する態度表明している。

「当会社は、人口減少によって発生する空き家増加などの社会課題に対して、多拠点居住を通じて、全ての人が自分の居場所と思える場をいくつも持つことで、 都市と地方の人口をシェアし、関係人口の増加並びに地域活性化に貢献する。」

ADDressは、空き家を活用して多拠点生活を楽しむだけでなく、全国各拠点で起業やまちづくりなど活躍するローカルイノベーターらと連携し、各地で複業や教育、文化、医療活動などにも関わる関係人口の創出を目指している。すでに教育の面においては、地方のADDress拠点に滞在しながらデュアルスクール(都市と地方の2つの学校へ同時に通学できる仕組み)を実践されている会員ご家族の事例も生まれていると言う。

出資者との事業連携

出資者の一般社団法人社会変革推進財団は、インパクト評価の知見やネットワークを活かし、ADDressの社会的インパクトの可視化を支援し、地域のエコシステムを生み出すプラットフォームとしての活躍を期待し、連携。

また出資者のリノベるは、リノベーションのノウハウ、全国の不動産会社や金融ネットワークを活かし、全国の空き家活用のパートナーとして協業するとともに、累計2,800件以上の住宅設計・施工してきたオーナーに対し、ADDressを活用した多拠点生活の利用を推進。2月下旬以降、空き家にお困りの戸建オーナー様向けにADDress拠点とリノベるの戸建リノベーションを一緒にご案内するセミナー等の協業案件を順次展開していく。