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ベリトランスとイーコンテクスト、リクルートライフスタイル展開の『モバイル決済forAirレジ』向けにビットコイン決済を提供

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株式会社デジタルガレージ(本社:東京都渋谷区、代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO:林 郁)の子会社で、決済事業を手がけるベリトランス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役執行役員社長:篠 寛)、及び株式会社イーコンテクスト(本社: 東京都渋谷区、 代表取締役社長:踊 契三)は、コインチェック株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:和田晃一良)と連携し、株式会社リクルートライフスタイル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長: 淺野 健)が展開するモバイルペイメントサービス『モバイル決済 for Airレジ』向けに、2017年夏頃よりビットコイン決済の提供を開始する事を発表した。
ベリトランスでは2015年より、『モバイル決済 for Airレジ』 向けにバーコード決済を提供してきたが、今回、ビットコインによるバーコード決済の実装は、国内決済代行事業者で初めての取り組みとなる予定。

■提供概要

『モバイル決済 for Airレジ』は、利用者が提示する決済サービスのバーコードを読み込むだけで決済が完了するモバイルペイメントサービスとなる。
今回、ビットコイン取引所を運営するコインチェックとの連携によりビットコインによる支払いが可能となる。ビットコインでの支払いは、『モバイル決済 for Airレジ』アプリに表示されるバーコードを、ビットコイン保有者が持つビットコインウォレットアプリを利用して読み取るだけで完了する。

ベリトランス・イーコンテクストは、『モバイル決済 for Airレジ』とコインチェック間の決済データ処理・収納代行業務を担い、ビットコイン決済の加盟店開拓をリクルートライフスタイルが推進する。

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以下、デジタルガレージ社より引用

■背景

日本国内におけるビットコインの取引高は、2016年より急伸を続け、2017年1月には月間5,411億円(前年同期比約20倍)*1を突破しました。2017年4月1日には 、ビットコインをはじめとする仮想通貨を対象とした改正資金決済法*2が施行され、国内では、これまで限定的だった仮想通貨取引のさらなる普及拡大が予想されています。
一方、世界で流通するビットコインの時価総額は2017年3月時点で約200億米ドル*3に到達しました。ビットコイン保有者は中国人・欧米人をはじめとした外国人*4も多く、国内のビットコインでの決済環境を整備することで、官民を挙げたインバウンド強化施策に追い風に伸長する訪日外国客による利用が見込まれます。

■今後の展開

対面・非対面決済共に実績を持つDGグループのベリトランス・イーコンテクストと、『モバイル決済 for Airレジ』を運営するリクルートライフスタイル、ビットコイン取引所として技術、運営において信頼性の高いコインチェックが連携しサービス提供を行うことで、幅広い消費者の決済ニーズに応えるとともに、導入加盟店ならびにバーコード決済利用の拡大を図ってまいります。

また、近年、ビットコインの基幹技術であるブロックチェーン技術が、フィンテックを代表する技術として注目されています。
DGでは2016年7月に、オープンイノベーション型の研究開発組織「DG Lab」を株式会社カカクコム、株式会社クレディセゾンと共同設立し、重点研究領域の一つとしてブロックチェーンを活用した地域通貨、電子マネー等、ポイント等価値交換の仕組みなどを開発中です。
今後、DGグループでは、これらの研究成果をもとに、モバイルバーコード決済の機能拡張や、新たな認証やデジタル通貨等新たなサービスを創出してまいります。

*1:出典「Bitcoin日本語情報サイト」国内ビットコイン市況 月次取扱高より。https://jpbitcoin.com/market/volume
*2:通称「仮想通貨法」。消費者保護、マネーロンダリング・本人確認対策強化を目的に、仮想通貨取引所の登録、会計監査の義務化や、口座開設時の本人確認等が義務付けられた。
*3 : 出典「BLOCKCHAIN」通貨統計 時価総額より。https://blockchain.info/ja/charts/market-cap
*4 : 出典「Coinhills」通貨別ビットコイン取引データより。https://www.coinhills.com/market/currency/