最初のプロジェクトとして、4月より株式会社SBI証券(本社:東京都港区 代表取締役社長:髙村正人)と共同プロジェクトを開始した。
SBI証券のネット証券事業におけるUX/UIデザインの改善、さらには組織へのデザイン文化の浸透を共に推進することを目指している。
現在、海外FinTech領域では、UX/UIデザインに初期から注力した企業が成長、大手金融機関によるデザイン会社の買収事例が相次ぎ、金融分野におけるUX/UIデザインの重要性が注目されている。
また、PwCJapan「グローバルフィンテック調査2017 日本分析版」によると、日本の金融機関におけるFinTech企業との協働は、グローバル45%に対し、30%に留まっている状況で、今後91%もの日本の金融機関が3~5年間でパートナーシップを拡大していくと答えている。
2017年4月より、グッドパッチの社内においてFinTech領域に特化したUX/UIデザインチームを発足した。
新規サービス創出や既存サービス改修を検討しているFinTech関連企業に対し、グッドパッチが強みとする顧客視点に立ったUX/UIデザイン、開発までを一貫して提供している。
人の生活に密接に関わるFinTech関連企業と共に、人とお金の関係性にフォーカスし新しい体験価値を創出し、今後FinTechチームの取り組みのひとつとして、技術提供以外に、FinTech業界、デザイン業界の双方に有益なFinTech領域でのデザイン・開発ノウハウの発信・共有をするラボを設ける予定である。
グッドパッチは、UX/UIデザインに特化したクライアントワークとインハウスプロダクト開発、2つのビジネスを持つデザインカンパニーである。
クライアントワークとしては、プロダクト開発の初期フェーズから関わり、クライアントともにUX/UIデザイン、開発までをワンストップで提供し、インハウスプロダクト開発としては、ユーザーにとって使い心地の良いプロダクトを世界で増やすため、自社で培ったノウハウが詰まったプロトタイピングツール「Prott」などを開発・提供し、組織にデザイン文化が浸透することを目指している。