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トランスコスモス、マレーシアのフィンテック企業softSpaceに500万USドル投資

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トランスコスモス株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長兼COO:奥田昌孝)とマレーシアのフィンテック企業であるSoft Space Sdn Bhd(CEO:Chang Chew Soon)は、トランスコスモスがSoft Spaceに500万 USドル投資する資本・業務提携に合意したことを発表した。

今回の資本・業務提携に伴い、モバイル決済サービスを組み合わせたCRMソリューションを協業展開していき、スマホアプリからのオンラインデータだけでなく、オフラインの購買データも活用した、広告・クーポン配信、ロイヤルティマーケティング、チャットコミュニケーションなど効果的なオムニチャネルマーケティングやCRM活動を実現し、顧客企業のデジタルトランスフォーメーションを加速させる。

Soft Spaceは、mPOS(mobile point of sale)のソリューションを中心に革新的なモバイル決済サービスを提供するASEANを代表するフィンテック企業である。
決済事業者などと柔軟に接続可能なクラウド型データセンターの強みを活かし、多様な決済サービスをワンプラットフォームで展開しており、アジアで初めてクラウド型データセンター側で、クレジットカード・デビットカードの認証処理世界基準であるEMV Level2の認定を取得する等、高いセキュリティ技術も保有している。

トランスコスモスは、広告、Webサイト、チャット、コールセンター、ECなど顧客企業と顧客のさまざまな接点における構築・運用サービスを提供しており、これらマルチチャネルで収集したコミュニケーションデータをクラウド上で統合し、最先端のAI/機械学習技術を用いて分析・活用する独自のDMP(データマネジメントプラットフォーム)サービス「transcosmos decode」の提供など、顧客企業のデジタルトランスフォーメーションを支援している。

Frost and Sullivanの調査によると、ASEANは世界で最も成長が早い地域のひとつで、EC市場は2020年までに250億ドルを超えると予想され特に、小売業やモバイルコマースで大きな需要があり、多くの企業がEC関連事業に参入している。

Soft Space Sdn Bhdについて

Soft Spaceは、2012年にマレーシアで創業し、クアラルンプールに本社を置くASEAN地域の主要フィンテック企業である。銀行や決済業界に対して革新的なソリューションを開発・提供しており、10カ国、20の金融機関が活用しており、mPOSを18万ターミナル販売し、何千ものアジアメーカーの収益に貢献している。
台湾では、ブロックチェーンテクノロジー、mPOS、モバイルウォレットで構成された決済プラットフォームであるDigital Payment Hubを導入し、このプラットフォームは実際のクレジットカードやAliPay、TenPayやSamsungPayなどのモバイル決済にも対応しており、シームレスな決済サービスを実現する。
プログラムから集計されたデータは分析された後、金融機関によって詐欺を見つけたり、マーチャントのリスクプロフィールを作成したり、顧客のクレジットスコアを向上させている。
1月には、東南アジアと日本で、革新的な決済ソリューションを提供するべく、三井住友カード株式会社と基本合意し、この連携により、日本のフィンテック市場への参入も果たしていく。

トランスコスモス株式会社について

トランスコスモスは1966年の創業以来、優れた「人」と最新の「技術力」を融合し、より価値の高いサービスを提供することで、お客様企業の競争力強化に努めてきた。
現在では、顧客企業のビジネスプロセスをコスト削減と売上拡大の両面から支援するサービスを、アジアを中心に世界31カ国・171の拠点で、オペレーショナル・エクセレンスを追求し、提供している。
世界規模でのEC市場の拡大にあわせ、顧客企業の優良な商品・サービスを世界49カ国の消費者にお届けするグローバルECワンストップサービスを提供しており、トランスコスモスは事業環境の変化に対応し、デジタル技術の活用でお客様企業の変革を支援する「Global Digital Transformation Partner」を目指している。