Financial Agency Consultants India Pvt. Ltd.では、これまでの中心業務である提携保険会社の保険既契約者へのクロスセリング・アップセリングに加えて、イーコマースなどの現地インターネット関連企業と提携し、企業顧客・会員に向けた共同マーケティングにより、保険販売に親和性が高い顧客層を分析・セグメンテーションしてターゲットリストを開発するマーケティング業務に今後注力して行く計画である。インドでは、政府による2016年11月の高額紙幣廃止に伴い、スマートフォンや携帯端末によるモバイル決済の利用が急速に拡大しており、Financial Agency Consultants India Pvt. Ltd.はこれらのサービスを提供するインターネット関連企業と提携し、急増する利用顧客の囲い込みを図っていく方針である。Financial Agency Consultants India Pvt. Ltd.は、今回のTata AIG General Insurance Company Limitedとの提携業務により、インターネット関連企業と共同開発したターゲットリストを活用し、同社医療保険等を販売するテレマーケティングを実施していく。Tata AIG General Insurance Company Limitedは、世界的な保険グループである米AIGとインドの代表的な財閥系企業グループであるTataとの合弁により2001年に設立された損害保険会社で、現在インド国内に160以上の営業拠点、2,000名以上の従業員を有している。インド損害保険市場において民間保険会社として第6位のマーケットシェアを有し(2015年度、損害保険総収入保険料ベース ※1)、業界大手の一角を占める保険会社である。また、Tata AIG General Insurance Company Limitedは、オンラインによる保険流通の効率化を目指す「Go Digital」をスローガンとして掲げており、最新のデジタル技術を駆使した「Insurance Technology」を標榜するフィナンシャル・エージェンシーグループ(以下「FAグループ」)と共通した事業戦略を持っている。