北國銀行、インターネットバンキングをクラウドで実現
株式会社北國銀行（本店：石川県金沢市、頭取：安宅建樹）と株式会社FIXER（本社：東京都港区、代表取締役社長：松岡清一 ）は、日本マイクロソフト株式会社（本社：東京都港区、代表取締役 社長：平野 拓也）と協力し、パブリッククラウドプラットフォームである Microsoft Azure を基盤としたインターネットバンキングサービスとしては日本で初めてとなる「北國クラウドバンキング」の開発を開始したことを発表した。
北國クラウドバンキングは、2018年夏のサービス開始を目指し、未来のメインチャネルとして、顧客ニーズを俊敏に反映する多彩なサービスを提供するとともに、システムセキュリティの強化やコスト削減を目指す。
北國クラウドバンキングは、Microsoft Azureと勘定系システム（*1）と連携し、セキュリティを確保しつつ、多様化する顧客のニーズに合わせた迅速なサービスの拡充を実現する全く新しいインターネットバンキングサービスである。従来の銀行業務における非対面業務比率を拡張し、その分の人材を対面業務で更なる顧客との関係構築に注力することで、マルチチャネルでの顧客接点の質・量ともの拡充を図る。
今回、「北國クラウドバンキング」に関連する全てのシステムの設計・構築を株式会社FIXERが担当、多数の大手企業への導入実績があるMicrosoft Azureの24時間365日のフルマネージドサービス「cloud.config」での開発を進める。システム開発のプロセスを簡略化しお客様目線に立った開発を進め、真の顧客満足につながるサービスの提供を目指ｓる。日本マイクロソフト株式会社はより安全なインターネットバンキングサービスの構築に必要な技術支援を行う。
（*1）勘定系システム：北國銀行では、2015年1月より日本ユニシス株式会社『BankVision』を採用。